ゆとり教育終了???

小中学校の主要教科の授業を1割以上増やすようです。(ゆとり教育以前の基準だとか。早ければ、2009年度から徐々に。)ゆとり教育の弊害が出ていると政府が判断したのでしょうか。ちなみに、2007年12月に発表されたデータでは、読解力は14位→15位へ、数学的リテラシーは6位→10位へ、科学的リテラシーは2位→6位へ、日本の順位が下がっているようです。ゆとり教育のせいか?と思うかもしれませんが、いやいや、すべての項目で日本を上回っているフィンランドは日本よりも授業時間の少ないそうです。ただ、フィンランドではできない子には特別授業を別枠で設けているようで、一概にゆとり教育なのに、とは言い切れない部分はあるようです。結局は「中身」なんでしょうね。個人レベルの話でもやっぱ、勉強は時間じゃなく質、中身ですからねえ。教員の人数増加もいいですが、その質や国全体における連携をしっかりしてほしいですね。あと、私個人の意見として、中学校では国語より英語の授業時間の方が多いというのはどうかと思います。確かに、英語はグローバルな時代に必要不可欠な言語ではありますが、自国の言語をおざなりにしてまではおかしいと思います。言葉は思想であり、思考の根本になります。「懐かしい」や「切ない」など、英語で的確に表現できない言語がたくさんあることを例に、日本独特の言語、イコール観念や感覚というものが日本語には備わっていると思います。そんな感覚を養うためにも授業数はもっと確保するべきではないかと。母国語は生活の中で覚えればとおっしゃる方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。古典文学や難しい大人の表現を「国語」という教科の中で、どんどん効率よく吸収していくべきです。(授業もそういうものであってほしい)なんでも世界基準にならってというのは、そろそろ日本も卒業して、(もちろん、世界をみるのも大事ですが)世界の中の日本という独自の立場をどういうものかを考え、どうしていくかをもっと考えていくべきだと私は思います。今日はちょっと熱く語ってみました。なはなは。
最後に、日本のコミックなどでよく使われる沈黙の表現「し~ん」も英語では表現できないようです。(まあ、そうでしょうね)日本を代表する漫画アニメ文化ですが、その翻訳に苦心する方のお話です。。


アミ:「プリーズ、プリーズ。」
私:「そんなことばっか覚えやがって。。」


苦手な英語が、これで解決!

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