人間に順位をつけるのは難しい。

豚インフルエンザの脅威に世界がさらされています。日本でもワクチンの製造を急いでいるようですが、完成まで半年、国民全員分を作るには1年半かかると言われています。1年半って、長い月日ですよね。。ワクチンが供給できるようになる半年後、誰からそのワクチンを接種するかというのが問題になってきます。ワクチン接種の優先順位です。実は、政府は昨年の9月に、新ワクチンではないですが、プレパンデミック(大流行前)ワクチンの接種優先順位の方針を出しています。(これは、新ワクチンにも適用かな?)
1番目
感染症指定病院、保健所、検疫所、感染の恐れがある物が待機する宿泊施設、国際航空、新型インフルエンザ対策に従事する警察の職員、救急隊員、消防職員、自衛隊員
2番目
1. 首相、閣僚、自治体の首長
2. 感染症指定病院以外の医療従事者、福祉・介護従事者、医薬品・医療機器製造販売業者
3. 国会議員、地方議会議員、警察職員、報道関係者(新聞配達は除く)、通信事業者、裁判官
3番目
電気・電子力・ガス・石油、水道関連、郵便、航空、鉄道、貨物運送、食料品、生活必需品の製造・販売・流通、金融、情報システム、廃棄物処理の事業者、国家、地方公務員
1番目の感染リスクの大きい、現場の人たちへの接種を優先するのは当然として、首相などの国会議員への接種優先が2番目にきているのが問題視されて、議論を呼んでいます。
国会議員への優先接種自体は、私自身は大反対というわけではありません。国を導くものが先に倒れると国が混乱するのは必至です。そういうことを考えれば、この優先順位は当然かなと思います。ただ、国を導くものが、本当に導いているのかと問題視すれば、この優先順位に疑問が投げかけられてもおかしくはないです。言ってしまえば、代わりを務めることのできない人を優遇するのは当然ですが、はたして現状の国会議員全員がそういう立場であるかが問題であると思います。
新型インフルエンザの発生に備え、感染拡大を抑えるためのプレパンデミック(大流行前)ワクチンの備蓄の問題を取り上げれば、アメリカやスイスなどでは、自国の国民総数分を確保する予算をすぐに確保します。しかし、日本はたったの3千万人分だけ。政府はこの案件を各地方自治体に丸投げしているそうで、地方自治体の対応もまちまちになり、さいたま市や一部の自治体は、市民分の用意をしているところもあるようですが、そうじゃない自治体も多々あるような状態です。
このように、事前の対応もできず、新ワクチンができても、接種優先2番目に自分を位置させる国会議員(政府?)には、その資格はやはり、ないのかもしれませんね。本来、その役割や地位に関しては、その資格はあるはずなのですが・・・。私も、結局は優先接種の問題には、首をかしげてしまいますね。
最後に、アメリカなどでは、上記のような優先順位を、タウンミーティングを開き、議論して決めたそうです。国民参加のタウンミーティングと一方的な政府方針というこの差も大きな問題であると思います。
私たちもせめて、この問題に関心を持ち、議論に参加しましょう。ではでは。

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アミ:「きゅ~・・・・。」
私:「つ・ついに、魔の手がアミちんにまで!?」
アミ:「・・・・zzzZZZ..。」
私:「・・・・・・・」

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