僕らだって「ゆとり世代」?

桜も咲き乱れ、完全な春ですねえ。新しい風が吹く季節。それは、新卒が新人として新しい舞台に立つ季節でもあります。これから社会人になる人はゆとり教育を受けたゆとり世代とも言われたりします。傾向としては、

・集団行動よりも単独行動を好む
・集団の中では1位ではないが上位にいることで満足する人が多い
・9割以上が携帯メールをコミュニケーションツールとしている一方で、ビジネス文書のような文章力や論理的思考力が求められるものに対しては、苦手意識を感じている人が多い
・これまで周囲と比較される経験が少なかったため、本人の認識と周囲からの評価にはギャップが生じやすい
・全般的にコミュニケーションに対する苦手意識が見られ、企業の選択基準においても、安定した企業というだけではなく、入社後の人間関係も意識している面が見受けられる
・愛情ある厳しい指導よりも、優しく手厚いサポートを求める

授業時間の大幅な削減、円周率が「3.14」ではなく「3」になるなどの、授業内容の変更、大学全入時代など、ゆとり世代に対して不安視をする人たちも多いのも事実。ただ、私くらいの世代も実は、日曜だけが休みだった時代から、土曜も休みになった時代へ変化していった世代であり、上の世代から見れば、おそらく「ゆとり世代」に見えて映っていたかもしれません。それでも、私たちの世代(アラサー?)は世代でそれぞれで頑張って、活躍していると思います。そう考えると、今のゆとり世代の人たちもなんだかんだ、頑張ってくれるのではないかというのが私の思いです。ただ、さらに日本よりさらに授業時間の少ないフィンランドの学力に負ける日本の教育方針や内容はまだまだ改善の余地はあるとは思います。(フィンランドを見習う)

参考情報
年間平均授業時間、7~8歳で日本の709時間に対して、フィンランドは530時間、9~11歳でも日本の761時間に対しフィランドの673時間
OECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査(2006年、15歳対象)によると、57カ国の地域の中で、フィンランドは「数学的応用力」2位(日本10位)、「科学的応用力」1位(日本6位)、「読解力」2位(日本15位)と調査対象の3項目全てでトップクラス

 

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私:「これ、な~んだ?」
アミ:「ぶどう!!はよ、くれ!」
未だ食物に関しては、知識吸収の早いアミちんでした。

 

 

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