紅葉のメカニズム&理由。

紅葉の季節ですねえ。紅葉は別に日本だけのものではありませんが、日本の紅葉は格別に美しいという話もあります。確かに、世界中に森林はたくさんありますが、紅葉を主に作り出す落葉樹のあつまる落葉樹林は東アジアの沿岸部と北アメリカ大陸の東部、ヨーロッパの一部にしかないようですよ。かつ、日本のような寒暖差のある気候風土が日本の紅葉の格別な美しさを演出しているのです。さて、当たり前のように眺めるこの美しき紅葉ですが、なんで赤くなるのって、考えたことあります?メカニズムとしては、秋から冬にかけて、気温の低下とともに、葉の葉柄の付根の部分にに離層と呼ばれるコルク層が形成され、葉と茎の間で水や養分の流れが妨げられます。光合成により作られた糖分が葉に蓄積され、これからアントシアンという赤い色素が形成され、葉緑素が分解されて緑の色素が減少していきます。この過程でいろいろな紅葉になります。一方、葉緑素が分解されていく過程で、今まで目立たなかった黄色のカロチノイドという色素が目立って現れてくると黄葉になります。。。。。。らしいのですが、よくわかりませんね。まあ、簡単にいえば、枝と葉との間で栄養の行き来がなくなり、葉っぱの色が変わるようです。でも、実際、このメカニズムもまだまだ解明されていないようですよ。じゃあ、何のために紅葉するのか?というと、これもまた、メカニズムが解明されてないだけあって、わからずに仮説が何個かあるだけのようです。そのうちの2つほどをご紹介しましょう。ひとつが、昆虫に対する警告色説。派手な木→毒を持った木だぞ、というように見せかけて、虫の被害から身を守るというものです。でも、実験で赤くても虫はたかるという報告も。。(実際、虫は実があるか、ないかが基準になるのでは?)もうひとつの仮説は、冬に備えるための紫外線防護説。これは、冬に備えてたくさんの栄養を蓄えなきゃならない木が栄養摂取(光合成)に使われていた葉っぱの中の葉緑素を栄養素として分解して幹の方に格納します。葉緑素のなくなったすかすかの葉っぱでも最後の最後まで栄養を作り続けるためにわずかな葉緑素を紫外線から守るために紅葉色素が出てくる、というもの。でも、これ、葉緑素をそんなに活かしたいなら、最初から分解しなきゃいいじゃん、という話なんですよねえ。でも、この仮説を支持するような実験結果って結構あるらしいです。。何億光年までも計算し、見てしまう科学がある中で、こんな身近なものをまだまだ科学できてないんだなあと改めて実感。「知る」ことは楽しいことだ!もっと、もっと科学して欲しいですね!(勝手にわくわく)


アミ:「ガツガツガツがつがつがつ!」
紅葉の秋、食欲の秋。。いや、フルシーズン食欲。

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