音楽のかたち。(届ける側&消費する側)

先日、マイクロソフトがアップルのi-podやi-tuneに対抗すべく音楽製品プロジェクトとして「Zune」というブランド名を公表しました。私としては天下のマイクロソフトの割りに少し対応が遅いような感じもしますが、準備期間の長さを考えてハードウェア、ソフトウェア共によほどの製品作りをしているとも思えます。(年内発売とか)i-tuneミュージックストアが日本で公開されてからどれくらい?一年くらい経つのでしょうか?データでの音楽のやりとり、売買がさらに頻繁に行われるようになりました。(1曲150円~200円くらい)本当に時代を感じます。でも、少し音楽を軽く扱いすぎなような気もしますねえ。ひと昔前は必死に一曲一曲をテープにダビングしたりしたりしてましたが、今はボタンひとつで簡単にダビングやらコピーができます。音楽の複製は簡単、やりとりも簡単、音質の変化も簡単なのです。私は実際にまだ利用したことはないのですが、ミュージックストアの音楽はMDの音質を少しよくしたぐらいで、CDオリジナルの音質には至らないようです。(データを圧縮、劣化させないとネットでのやりとりが難しいからかな?)さっき話したように必死にダビングしたテープはよく何回も聴いたものでしたが、(音質の劣化はあるものの、ダビングしたものの貴重性というものが存在しました)今は簡単にコピーできるので、何枚も複製してるせいか、その音楽対する愛着心というものが薄れてしまっているような気もします。事実、私はコピーをしておいて、まだ聴いてない音楽が今あったりもします。。(よくない傾向ですね)CDの売り上げは年々減少傾向。大手の東芝EMIも最近、大リストラをしたとか、それで、追いつめられて宇多田ヒカルに少し無理やりにCDを発売させたとか。(そのせいか、今回のアルバムの質は賛否両論ありますね)私も実は久しくCDを購入しておりません。でも音質は損ないたくないので、CDレンタルをしてPCで同音質でコピーしております。まあ、買いたくなるようなアーティストがいないのがいけないのか、ユーザー(消費者)として、音楽のあり方を見つめ直さなければならないのか、今回の「Zune」の発表で改めて考えさせられました。作り手として必死に音楽を作っている立場とより安価に簡単に音楽を手に入れたいという消費者の立場と両方わかるので、複雑っす。あ、長くなっちゃいました。すんません。テーマがテーマだけに^^続きはZuneが実際に発売されたときにでもお付き合いください^^


アミ:「う~ん、ナイスミュージック。」
私:「人の足の上でなにやっとんじゃ。。」

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