ポキポキは時々。

ポキポキと関節を鳴らすと気持ちいいですが、どんな仕組みでそうなっているか、みなさんちゃんと認識しているでしょうか。関節の構造は、簡単に言うと、骨と骨の間に可動させるために軟骨があり骨膜系の膜(関節包)に包まれるように滑液が満たされています。関節が急に強い力で曲げられたり引っ張られたりすると関節腔内が減圧(陰圧)となり気泡が発生する。その気泡がはじける音があのポキポキ音の正体だそうです。この現象名をキャビテーション【cavitation】と言うそうですよ。(専門的ですな)鳴らしすぎると、指が太くなるとよく言いますが、それは、ポキポキによって内部組織が傷つけられその修復の際により強固にしようと細胞が増殖するためです。なので、指を細くありたい人は我慢しなければなりません。でも、鳴らした後はしばらく鳴らせないですよね?それは、先ほどの減圧と関係があり鳴らしてから約30分経たないと戻らないためです。でも、30分と言わずに、なるべく我慢して鳴らさない方が懸命でしょう。ちなみに、肥大した軟骨は2週間くらい我慢すれば元に戻るそうですよ。癖のように鳴らしている人には、2週間はつらいですかね。。(私も。。)やっぱり、骨を鳴らすと一瞬スキッとしたり、爽快感を感じますからねえ。この爽快感は衝撃波をストレッチ効果と感じる説と、滑液内の疲労物質、二酸化酸素等が気化し、四散するのでスキッとする、との説があるようです。まあ、とにかく、爽快感、気持ちよさというのが、そうさせていることは事実。。でもやっぱり、体にはそんなによくなさそうなんで、1日、1、2回ポキポキになんとかセーブしますかね。。
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アミ:「ポリムシャポリムシャ!」
アミちんは、ポキポキじゃなく、ポリポリ言わしています。
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