地震で揺れる五輪、いや、心ですな。

中国で大地震がありましたね。死者1万人超え、生き埋めになっている人は2万人という報道も。地震大国で、最近地震が続く日本も他人事ではありません。日本では、阪神淡路大震災以降、地震予測システムを推進していて、昨年10月1日から緊急地震速報というものを開始しています。これは、数百キロ地下で起きる地震の初期微動(P波)をシステムがキャッチし、数秒後に伝わる主要動(S波、実際の揺れ)の規模を予測してお知らせする(S波よりP波が早く伝わる特性をいかしたもの)というものですが、茨城で起きた地震では20秒も遅れて速報が出たとかで、まだまだ、実際の効果は薄いようです。政府は、このような直前速報のみならず、実際の地震予測の開発も進めているようです。(地震で日本経済も大打撃ですからね)是非とも、実用的なシステムの開発を頑張って欲しいものです。
話は少し変わりますが、先日の新聞で中国の地震を伝える中、瓦礫の下から必死に逃れようとする女性の写真が掲載されていましたが、それを見て複雑な気分になりました。写真なんか撮ってないで、その女性を助けろよ、と思ってしまうのですが、、、。でも、一方で、その写真によって、衝撃的な事実をリアルに私たちにも伝えていることも事実。メディアがなければ、本当にせまい世界になってしまう私たちにはこのような写真も欠かせないものであります。また、地震つながりですが、駅などで募金活動をしている人を見ると、私は思ってしまいます。小銭をちょこちょこ募金で稼ぐくらいなら、いっそう、募金している人たちが何かのアルバイトとかをした方がより効果的に募金資金を集められるのでは?と。。大人数が並んで募金活動しているのを見るとよりいっそうそういう気持ちが大きくなります。ただ、これも、一方で、被災者救助を平和に暮らす私たちに訴える広告的な意味があることも事実。募金活動自体を目にし、私たちが被災地や被災者のことを考えたり、思ったりするきっかけにはなるのです。ということで、先の写真の件もそうですが、その現場の人たちに対して、現実的な対処を求めるか、知らしめるメディア的なものを求めるかを、私は勝手に思い悩むのでした。ながながと。
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私:「あぶない地震だ~!」
アミ:「ひぃ~!こわいよ~。」
この演技の報酬は、ピーナッツです。。
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