最近追加された放送禁止用語「標準語」「ハーフ」「老人」

【苦情殺到で「老人」が放送禁止用語に!?最近追加された”クレーム対象ワード3″をTV関係者が暴露】
https://news.biglobe.ne.jp/trend/1002/toc_171002_5753205521.html

 

記事によれば、、、

 

「標準語」「ハーフ」「老人」の3つが放送禁止用語に最近追加されたようです。

 

ちなみに、現在の放送禁止用語一覧(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E9%80%81%E7%A6%81%E6%AD%A2%E7%94%A8%E8%AA%9E#.E6.94.BE.E9.80.81.E7.A6.81.E6.AD.A2.E7.94.A8.E8.AA.9E.E4.B8.80.E8.A6.A7

 

私、個人的な感覚としては、なぜだろうという感じですが、要は、この言葉に過敏に拒絶反応を起こす人が多いということですよね。そもそも、放送禁止用語って、別に法律などで明確に定義したものではないのです。あくまで、マスコミ側が自主規制したもの。そう、自主的なものです。

 

だから、クレームの多いものに対して、マスコミ(テレビやラジオ)が対応するというのが現状だと思います。

 

見方によっては、一般大衆の意見や気持ちが大きな権力を持つマスコミに影響を与えていると見ることもできますが、また一方で、一部のクレーマーによって、表現の幅がどんどん狭くなっていくという見方もできるかもしれません。

 

 



 

 

実際、放送禁止用語がどんどん増えて、そんな厳しすぎる自主規制のせいで、過去の懐かしい名作が再放送できないというケースも増えてきているようです。(アニメで言うと、ガンダムやあしたのジョーとか)

 

スポンサーやクレーマーのせいでテレビは表現の幅も、マスコミの未来の可能性もどんどん先細い感じになっている印象です。一方で、Netflix(ネットフリックス)などの有料ネットテレビはこういう観点から見ても、どんどん拡大していくのかもしれません。

 

だって、スポンサーの縛りもないですし、クレーマー問題も少なそう。(有料テレビだからスポンサー不要だし、不快と思うユーザーは契約しなくて結構ということになる)
実際、ネットフリックスではガンダムとか普通に放送しているみたいだしね。

 

無料だけど広告付き vs 有料で広告なし

 

この両者は今もずっと争っている状態ですが、もしかしたら、この両陣営の勝敗を分ける要素は、上で述べた放送禁止用語(クレームによる表現の幅の制限)の部分にあるのかもしれないと私は思ったりもします。

 

とりあえず、有料ユーザーは今後も、幅広い表現の創作物を享受することができることは間違いなさそうです。

 

あ、そうそう、

 

ある意味、有料ユーザーである私たち日本国民(納税者)も、今後、この選挙後の未来において、幅広い素敵なコンテンツを享受することができるのでしょうか。

 

今のところ、全然、表現(選択)の幅が見えてこないのが実情ですが、、、。(嫌なら契約やめろという選択肢もないのだけど、、、)

 

今の政治に皮肉のひとつも言いたくなる私なのでした。

 

ではでは

 

 

アメリカではファックとかシットは放送禁止用語です。でも、日本では俳優がセリフでファックと言う洋画をそのまま流しています。(日本人にはわからないから?)無法地帯もまずいですが、規制しすぎるのもまずい。本当に線引きが難しい問題ですね。

 

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