音楽のサビの語源。

毎日のように曲を書き上げる日々でございます。今日も扇風機に髪揺らしながら作業しています。なかなか決定曲が出てこない状況でありますが、よく自分の中からこんなにもいろんな発想が出てくるなあと我ながら感心。曲の発注が来るとき、よく注文されるのが、「サビが印象的、インパクトがある」というもの。そりゃ、曲の中心であるサビは大事なってくるので、この注文は当たり前でありますね。(CMソングでサビ以外を使うことなんて稀ですしね^^)何気なく使っている、曲の一番盛り上がる部分を指すサビという言葉ですが、どこから来ているのかちょっくらリサーチ。一番、有力なのが、ジャパニーズワーズ代表格とも言われる「わびさび」のさびの部分から来ているということです。さび(寂)は辞書の意味の中で、「声の質で、低く渋みがあるもの」と書かれています。昔の詩人がどういう声が求められていたかがうかがえますね。実は、サビの語源は、もうひとつ説があります。それは、ワサビ(英語でもWASABIです)。なにやら、ワサビを食べて鼻にツーンとくる表情がなにかに浸るような表情と似ていることからとかとか。その表情の変化がメロディに変化をつける→盛り上がる、ということになっているらしいです。また、ワサビ説にも、もうひとつ、ネタとシャリの橋渡し的な役割をしているワサビ、ということで、サビの部分が1番と2番のフレーズの橋渡しをしているという解釈もあるようです。まあ、やっぱり、わびさび説の方がなんかかっこよくていいですよね。でも、このわびさびって言葉の意味は今でも私はなかなかとらえきれないですね。英語に訳せない日本語第1位か?ってくらい難しい言葉ですよね。そんなサビの由来も曖昧なまま、今日もサビを量産です。サビだけ書いてくれという発注もあるのだから、おもしろいものです。(いいよね?こんぐらい書いても。。)ではでは~。
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アミ:「なにしとんねん。」
私:「お、そのドスのきいた声、サビですなあ^^」
アミ:「って言ってないで、早くどかしんさい。」
日本語の語源

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