2000年問題の次は2007年問題。次は何年問題かな?^^

今日は父が定年退職ということで、最後の出社日でした。36年間だったかな?3年で会社を辞めた私にとって36年というのは想像に絶するものです。いろいろな困難もあったとは思いますが、長い間お疲れ様でした、の言葉に尽きます。2006、7、8年の3年間で約780万人もの人が定年退職すると言われています。ものすごい数ですね。この数を見ると、2007年問題(長年企業において大型汎用機などの基幹系システムを開発・保守してきたベテランが引退してしまい、今まで培ってきた技術やノウハウなどが継承されず、基幹系システムの維持が困難になる現象)も決して軽んじることのできないものだと思ってしまいます。「ベテランから若手へ」、よくスポーツ界でも言われることではありますが、会社でもそうなんですね。切り替えのうまい組織(チーム)はやはり強いものです。ただ、スポーツでは、監督の一存などで不定期に行ったりするものですが、会社において、この2007年問題においては、一応は切り替えの時期がほぼ明確になっているわけで、時期を見計らってしっかり対応できるはずではあります。ただ、このように問題視されるということは、どれだけ、ベテランに依存し、切り替えの保留状態(既存システムの積み重ね)を続けてきたかを示しているとも思います。今後、銀行などの合併などによるATMシステムの統合など、様々なところで、2007年問題の対応の真価が問われてくると思います。システム系統での不備はこの2,3年、よくよく注視しなければならないと思います。まあ、確かに技術伝承のために伊勢神宮を20年ごとに建て替えをするとはよく聞くものですが、コストのこととか考えると、なかなか、1から10までの伝承は難しいものです。世界的に見ても日本経済は復活したという評価をされている現在、この問題で失速しないことを願います。


アミ:「父上、お疲れ様。今はゆっくりしてくだされ。」
私:「言ってるお前が一番くつろいでるかと。。前足どこじゃ?」

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