本当のところフォントって。。
世界的ファッションブランド「GAP」のロゴが変わったことで、波紋が広がっています。10月5日を境に本国アメリカのGAPのサイトのロゴが一変したようです。あの青地に白字のマークが定着していただけに、新しいロゴにはどうしても違和感を感じてしまいますね。
GAPの新しいロゴのフォント(書体)はあの有名なヘルベチカフォントを利用しているようです。ヘルベチカって本当に人気のあるフォントで、世界中の有名な企業のゴロに結構なっています。
BMW、TOYOTA、Panasonic、evian、microsoft、Nestl、MUJI 無印良品、THE NORTH FACE、FENDI・・・数えきれないほどです。
ヘルベチカができたのは1957年。50年以上たってもなお愛され続けられるフォントなのです。
ちなみに、私がCM制作会社で働いていた頃の話ですが、CMの中では必ずコピーというフレーズの文字をたくさん使用します。これらの文字ひとつひとつのフォントはちゃんと申請をして、購入しているんです。ひとフレーズ数万円って感じです。(フォントを商用的に利用する場合はお金がかかるのです)企業ロゴとかいったら、どれくらいの費用になってしまうんでしょうねえ。
CM制作時代の話でもうひとつ。Nissanさんは自社専用のフォントまで作っちゃっていましたね。(フォント作っちゃうってすごいよね)
まあ、アルファベットは文字数が少ないからいいけど、日本語は大変ですよね。。
JRさんの光る駅名の看板にもヘルベチカが使われているそうです。日本語部分は新ゴというフォントです。新ゴも、会社時代よくお世話になりました。
ヘルベチカはもともと入っているパソコンもあるのかもしれませんが、ダウンロードしないと一般人はなかなか使用できないと思います。代用したい方はArialというフォントを使ってみましょう。正直、ヘルベチカと区別がつかないほど似ています。。
ではでは。
アミ:「フォントってなんじゃ?」
私:「大人の話、というか、人間の話だよ。」
アミ:「むむむ。。」
なんでも知りたがるアミちんでした。