「実は私も!」の切り返しは危険。会話におけるナルシストは人間関係を悪化させている可能性も

【同情が逆効果になる!?「会話におけるナルシスト」になっていませんか?】
https://www.lifehacker.jp/2019/06/193132-be-a-better-conversationalist-by-supporting-instead-of-shifting.html

 

・「会話におけるナルシスト」と呼ばれるタイプの人間は知らぬ間に人間関係を悪くしてしまっているかもしれない(特に相手が傷ついて悲しんでいる時)

・「会話におけるナルシスト」とは、「実は私も!」と、誰かに同情を示す時に、自分の経験を引き合いに出してしまう人

・「だから、あなたの気持ちもわかるよ」と伝えたいのに、それどころか、相手に自分の気持ちを押し付けることで、相手の気持ちを知らず知らすのうちに矮小化してしまうことも

・この反応をシフトレスポンス(ずらし反応)と呼び、サポートレスポンス(支える反応)と相反する

 

 

以上、記事引用参考。

 

 

 



 

 

ナルシスト=自分に意識が向きがち

 

例その一

 

父親を亡くした相手に対して

会話におけるナルシスト「自分は生後9ヶ月で父を亡くしたから、ずっと悲しい思いをしてきた」(本当はあなたの気持ちはわかると伝えたい)

結果、

相手「わかった、あなたの勝ちよ。あなたのほうが大変だったっていうことでしょう?」

 

その他の例(サポートレスポンス=お手本と比較)

 

シフトレスポンス

メアリー:私、今とても忙しいの。

ティム:僕もだよ。本当にいっぱいいっぱいなんだ。

サポートレスポンス

メアリー:私、今とても忙しいの。

ティム:どうして?何をしないといけないの?

シフトレスポンス

カレン:新しい靴を買わないと。

マーク:僕もだよ。今履いているのは壊れかけているんだ。

サポートレスポンス

カレン:新しい靴を買わないと。

マーク:そうなんだ? どんなタイプにするつもり?

 

※このサポートレスポンスが絶対正しいとは言い切れないと思います。たとえば、私なら、「大丈夫かい?何かあったの?」とか、「どうして?何かのために買うの?」とか応えます。

 

主語に注目しながら話をする

 

例を見るとわかると思いますが、シフトレスポンスは「私」、サポートレスポンスは「あなた」が主語になっています。

 

当たり前ではありますが、私主語になれば、話が私中心になり、あなた主語になれば、あなた中心の話になります。(「実は私も」と言った瞬間に、私主語の話に切り替わっちゃうわけです)

 

相手が傷ついて悲しんでいる時は特に、気をつけたいですね。

 

でも、これは楽しい話をする時も結構活用できるものだと思います。話芸がすごい明石家さんま氏の話も実はあなた主語がかなり多いです。

 

人間は元来、自分の話を聞いてほしい、という心理、欲求があります。だから、私主語の会話になりがちなのは仕方ない部分もあります。ただ、そうなりすぎないように、会話の主語のバランスを見ながらコミュニケーションができると、人間関係が良い方向へ行きやすくなると思います。

 

人気のある人、ない人の会話の主語のバランスを比較分析してみると、結構おもしろかったりもしますよ。

 

会話におけるナルシスト、シフトレスポンス、サポートレスポンス、会話の主語

 

気をつけていきたいですね。

 

ではでは

 

私主語がまったくないとそれはそれでつまらないのですがね。難しいところです。とにもかくにも、相手の感情が高ぶっている時は、あなた主語を特に意識した方がいいと思います。(その時の相手ははきだしたい気持ちが強いので)

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です