Facebookはユーザーの視野を狭めるという研究報告
【FacebookなどSNS、視野を狭め偽情報拡散の一因にも、研究論文】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-35095395-cnn-int
FacebookなどのSNSはユーザーの世界を広げるどころかむしろ視野を狭めさせ、特定の先入観の形成を促し、それが誤った情報の拡散につながっている。
イタリアや米国の研究チームがそんな論文を発表。
その要因のひとつとして、「確証バイアス」をあげています。
【確証バイアス】
一度抱いた仮説や信念を検証する際に、それを支持する情報ばかり集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。
要は、「人は見たいものしか見ない」ってこと。
ソーシャルメディアのユーザーは、自分の信念や考え方を再確認したり、同意したりする目的で、そんな情報ばかりを受け入れ、共有したりしています。研究チームはデータモデリングの手法によって、このような傾向をデータとして導き出したようです。
SNS上の確証バイアス、あなたは大丈夫でしょうか。
特にFacebookは知り合いのつながりが強いので、より確証バイアスの働きが強くなりやすいでしょう。
、、と言っている私も気をつけなければいけません。
だって、この情報やネタも、私の考えのもとに検索し、持ってきたものですからね。(私が反対意見的なものをこのブログでわざわざ書くはずがない^^;)
例えば、服だって、自分好みの服しか、普通は買いません。それと少し似てるかな?
こう考えると、確証バイアスからは、完全に逃れることができないかもしれませんね。ただ、たまには、自分の信念や考えと異なる情報に触れてみるのもいいかもしれません。(たまには違う嗜好の服を買う?着る?)
そうすれば、視野が広がること間違いなしです。
結果、確証バイアスによって、偽情報を信じてしまうということも防げるかもしれません。
【FacebookがAI芸術アプリ「Prisma」を排除した理由とは?インターネット鵜の目鷹の目】
https://www.digimonostation.jp/0000085022/
最近話題の加工アプリ「Prisma」。非情にも、Facebook社はFacebookのプラットフォームからこのアプリをたった1ヶ月で追放しました。Facebook社は同様のアプリを自社で開発してしまおうということです。
何が言いたいかというと、
Facebookは「支配された空間」「管理された空間」
、、だということ。
実際、Facebookは特定の人物の投稿の表示率をあなたのタイムライン上で増減させたり、似たような投稿は連続で見せる仕組みをとったりと、人と人の接触を意図的にマッチングし、そのサービスを人々が使う時間が1秒でも長くなるようにコントロールしています。(記事引用)
つまり、
SNS、特にFacebookでは、
自分自身の確証バイアスによって、得る情報が偏る危険性があると同時に、Facebookのシステムよっても、偏る可能性があります。
視野を広げるためにも、得る情報を偏らせないためにも、私たちは相当な努力が必要なのかもしれません。
ではでは
Facebookがダメというのではなく、こういう傾向、こういうツールなんだと理解した上で使用することが大事だと思います。まあ、私はFacebookよりTwitter派ですが^^(情報が乱雑であり、リアルタイムなのが良い)極論、ネットの世界自体が支配空間だとすると、究極の視野を広げる動きは、現実世界で他人の買い物に付き合う、、ということなのかもしれません。笑