節約の冷房温度28度設定は50年も前のデータによるもの

オフィスの温度 「28度設定」の根拠は50年前の研究
http://dot.asahi.com/aera/2016072600185.html?page=1

 

東京はなかなか梅雨明けしませんね。。(してませんよね?←念のため確認^^)

 

インドアのくせしてお祭り感のある夏が好きな私は、暑い夏が恋しいような、来て欲しくないような複雑な気分であります。^^

 

まあ、8月もすぐですし、そろそろですよね。

 

エアコンをもうつけている人もいるでしょう。(私はまだつけないけど)
何度に設定してますか?

 

節約のための設定温度が28度なんてことはよく言われていますよね。でも、これ、実は50年も前のデータを元にした数値みたいなのです。私、知りませんでした。

 

50年前のデータを引用して、作られたビル管理法の中に、「労働安全衛生法の事務所衛生基準規制で定められた室温の範囲は17度から28度」と書いてあるようで、なぜか、その時の一番上の数値「28度」だけが現在まで一人歩きしてきているということです。

 

一番上の数値って、、そりゃあ、暑いと感じる人も多いわけだ。。

 

実際、世界を見渡せば、アメリカは23度、オーストラリアは23.3度、シンガポールは22.9度に設定しているそうです。日本だけ、温暖化に対して、まじめに28度で我慢している感じ?^^;

 

また、メーカーがエアコンを作る時の設定値が26度という話を聞いても、なんだか28度にそこまでこだわる必要があるのか?と思ってしまいます。

 

まあ、節約のため、環境のため、設定温度を高めにするという意識は良いことですが、それによって不快を感じたり、体調を崩しては元も子もありません。(28度環境下の労働生産性は低くなるというデータもあるみたい)

 

やはり、大事なのは、28度ありきではなく、自分、自分たちにとって何度に設定するのかを「自分の体感で決める」ということですよね。

 

 



 

 

!!!?(ひらめき)

 

さあ、私、またちょいと拡大解釈しますよー。笑

 

「みんながそうしているから」「みんながこう言っているから」という基準で自分にとっての何かを判断し、決める人って結構多く見かけますが、正直、私はそういう人にそんなに良い印象を持ちません。なぜなら、自分のことを決めるのならば、やはり、「自分の感覚、感情で決めるべき」と考えるからです。

 

やっぱり大げさになっちゃいましたが、、笑

 

ちょっと考えてみてください。

 

体感温度の違う夫婦が設定温度で言い争いをしている時、寒がりの奥さんが「節約温度は28度って決まっているでしょ!」みたいに言うより、「私にとっては寒いから、少し温度を上げてくれない?」の方が断然いいと思いませんか?

 

自分の感情を主張をするのに、他のところからむやみに引用するのって、結構良くないと私は思っているのですが、みなさまはどうでしょうか。(「誰々がああ言っているから」みたいな)

 

この夏もおそらく、エアコンの設定温度による言い争いは日本中で起きるでしょう。その時は、50年も前の基準を持ち出すよりも、自分の感情、感覚を素直に、そして丁寧に伝えて、温度を決めて行った方が賢明ですよね。

 

やはり、見事に話が脱線しました。^^;

 

お互いの体感を話し合って、心はそのまま、冷やすのは空気だけにすることを願って、関東の梅雨明けを身構えて待ちたいと思います。

 

ではでは

 

P.S.個人的には暑がりの人の方に合わせる方が合理的だと思っています。暑がりの人は裸以上に皮をはぐことはできませんが、寒がりの人は服を着たり、毛布をかぶったりする対策をすることができますからね。もちろん、暑がりの人は、あったかい飲み物を寒がりの人に入れてあげるなど、そんな気遣いを忘れてはいけません。

 

 

 

こんな、エアコン新常識もありましたよ。私はもともと喉のためドライは使ってないけど。
「除湿=省エネ」はウソ 冷房よりも電気食う理由

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO02208780S6A510C1000000/

 

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