見誤りやすい、コスト感覚、エコ感覚

【完成予定はまだまだ先だけど…ヴァージン・ハイパーループが完成したらこうなるらしい】
https://www.gizmodo.jp/2021/01/virgin-hyperloop-passenger-experience.html

 

・真空管を通る移動手段、ヴァージン・ハイパーループ

・最高時速は1080km

・完成予定は2030年。何千、何万kmもの真空管が欧米各地やインドの一部に作られる議論がされている

・中国では、最高時速620kmで走るリニアモーターカーの試作機が発表

 

以上、記事引用、参考

 

 



 

見誤りやすい、コスト感覚、エコ感覚

 

この記事を読んで、

真空管のハイパーループって、イーロンマスクがやろうとしているやつじゃないか?と思ったのですが、上述のはイーロンマスクのハイパーループとは別物みたいです。(つまり競合関係)

 

【高速輸送システム「ハイパーループ」、初の有人試験を実施】
https://www.cnn.co.jp/travel/35162209.html

【ハイパーループ、スイスで現実に?】
https://www.swissinfo.ch/jpn/sci-tech/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97-%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%A7%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E3%81%AB-/45961334

【イーロン・マスクの地下輸送システム「ハイパーループ」計画が、規模を縮小して動き始めた】
https://wired.jp/2019/04/25/elon-musks-boring-company-takes-small-step-toward-reality/

 

真空のチューブの中を磁気浮上などの技術を使って高速移動するわけです。すごいです。

 

航空機の速度で移動できるのに、エネルギー消費はわずか、ということですから、エコな感じがしますよね?でも、本当にそうでしょうか?

 

記事の中にも書かれているように、これを実現させるには大規模なインフラ整備が必要です。

 

つまり、

 

出来上がってしまえば、エコかもしれないが、

出来上がるまでは、エコじゃない

 

、、かもしれないわけです。

 

実はこのような、コスト感覚やエコ感覚って、いろんなところで見極めなければいけないことなんです。

 

たとえば、

 

新幹線や飛行機

地下鉄やバス

 

どちらがコスト的にエコ的に優れていると思いますか?

 

一見、新幹線や地下鉄の方がコスト的、エコ的に優れているように感じますが、新幹線や地下鉄が実現するまでの大工事(山を削る、地下に穴を掘る)のことを忘れてはいけません。こういうことを踏まえると、一概にどちらが良コスト、エコみたいなことは言えないんです。

 

どこを切り取るかでコストやエコが変わる

 

これは自動車業界でも、まさしく起きていることでもあります。

 

電気自動車とガソリン自動車

 

どちらが良コストでエコだと思いますか?

 

実はこれも切り取るところ(見方)によって、変わってきます。

 

電気自動車がエコな感じがしますが、実は積んでいるリチウムイオン電池は製造する時に多くの二酸化炭素を発生させます。(火力発電で作った電気で走る電気自動車はエコなのか?という話もあります)

 

つまり、電気自動車についても、

 

出来上がってしまえば、エコかもしれないが、

出来上がるまでは、エコじゃない

 

、、ということです。

 

この辺の問題を知りたい方は、「well to wheel」「tank to wheel」と検索してみてください。

 

簡単に説明すると、

 

「well to wheel」は車を作る段階から走るまでにどれだけCO2を出すかというトータル的な考え方

「tank to wheel」は走る時にCO2をどれだけ出すかという考え方

 

現状は、tabk to wheelの考えてどんどん電気自動車が作られています。

 

そして、世界中の自動車メーカーが中国にリチウムイオン電池を製造する工場を作っています。

なぜなら、中国でリチウムイオン電池を製造すれば、CO2を排出したことに換算されないからです。(中国はCO2排出権的に有利だから)

 

少しマニアックな話になってしまいましたが、

 

出来上がってしまえば、エコかもしれないが、

出来上がるまでは、エコじゃない

 

もっと言えば、出来上がっても、維持するためのコストだってかかるかもしれないです。(維持コストや処分コストまで果たして考えて動けているだろうか)

 

テクノロジーがすごい現代、大きなことが実現可能です。

 

ただ、大きなことが実現可能だからこそ、作り出す前に、上のような視点で慎重に将来像を描きながら動いで欲しいです。

 

ではでは

 

よく見るような表ですが、このグラフのマイナス軸の部分(走り出す前にかかるコスト)もちゃんと考えたいですよね。大規模や道路や線路が必要ない分、飛行機ってトータルで見ると、実はそこまで環境負荷が高いわけじゃないんですよ。

 

 

 

 

 

 

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