3Dテレビの可能性と危険性の未知数。

映画「アバター」の大ヒットの影響もあるのか、3次元立体(3D)対応のテレビの売れ行きが好調のようですね。
ただ、最近、3Dテレビに対する注意事項のような指針がいろんなところで発表されているようですね。電子情報技術産業協会(JEITA)などの3団体は3Dを安全に楽しむためのガイドラインの中で、5歳前後までの子どもには発達に悪影響が出る懸念があるとして大人の対応を求める一方、映像が二重に見えたり違和感のある場合は視聴を控えるよう勧めています。メーカーのサムソンでは、健康上の注意として、子どもが3Dテレビを見る時は保護者が監督しろ、とか、妊娠中の女性、高齢者、重い病気にかかっている人、睡眠不足の場合、酒に酔っている場合も3D機能の使用を控えるようにと述べています。(通常のテレビより映像酔いを起こしやすい)

 

なんだか、怖いですね。特に、5歳頃までに立体視機能が完成する幼児には悪影響があるかもという部分が怖いですね。確かに、3Dテレビというのは、左右違う映像を送り出すことで、人間の両目がその映像に対して錯覚を起こして立体視されるようになっています。片目をつぶると、物の位置やら、景色の見え方が変わるように、私たちは左右で異なる情報を得て、脳の中でそれを処理して立体的な視覚を作りだしています。3Dはそれを疑似的に作り出しているわけですね。このように、3Dテレビは両眼の焦点は遠くに合わせているのに、視線は手前に合わせていることが起きます。いわゆる「寄り眼」の状態です。これだけ考えても、目や脳に相当なストレスがかかりそうなことがわかります。ある新聞では、パソコンの画面に1時間向かうより、3Dテレビを15分間見るほうが眼の負担は大きいそうです。

 

 



 

 

まあ、しかし、ひと昔前には、テレビを見過ぎるとバカになるって、子供に対して言う親も多かったと思いますが、そんなことを言われながら育った子供たちが今大人になっているわけで、今回の3Dテレビも同じようなレベルなのかもしれないですね。3D見過ぎるとバカになるよ、ってね。(実際、そんなに問題視する必要もないのかもしれません)
地デジ化に向けてデジタルテレビを購入したばかりで、今度は3Dテレビかよ!って思う方も多いかもしれませんが、私の場合はとりあえず普通のテレビで今のところはいいかなと思ってます。実際、番組のコンテンツとして、3Dテレビで見る必要のある番組って少ないと思いますからね。(スポーツや映画くらい?)今後は、2Dと3Dをボタンひとつで選択できるテレビがノーマルになっていくような気がします。(私はそれを望みます。)

 

ではでは。

 

 

 

アミ:「パソコンのしすぎで目が疲れた~。目薬プリーズ。」
な、わけありません^^白内障予防の目薬を素直に受け入れるかわいいアミちん。

 

 

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