進化論は好まれてきた、選ばれてきたという結果論?

音楽もダーウィンの理論に従って進化する!?
http://wired.jp/2012/07/03/darwin-theory/

 

音の断片を、アルゴリズムを用いてランダムに組み合わせ、聴き手の選択という自然淘汰にかける。すると、最初は騒音のような音の断片が、進化するたびに心地よいメロディになっていった、というもの。

 

内容を引用してたら、ただでさえ長文の記事がさらに長くなってしまうので、詳しい内容は↑サイトに行って見てみてくださいね。(聴いてみてくださいね)

 

音楽は音の組み合わせです。たとえば、4小節の曲を作ろうとした時、全部が4分音符として仮定して、(1小節に4つの音)16個の音で構成された曲があるとしましょう。

 

何通りの曲が作れるか?

 

大体の曲は2オクターブ内で構成されることが多いので、24種類の音で作られると仮定しましょう。

 

曲として成り立つかどうかはここでは無視して、機械的に計算すると、24の16乗は、、12,116,574,800,000,000,000,000

 

京を超えて、1211垓(がい)通りの曲が作れることになります。

 

しかも、これに4分音符だけではなく、8分音符などの音符の種類、また、休符、そして、和音(コード)などが入ってくると、もう、想像を超えるようなとてつもない数字になります。

 

スーパーコンピュータの「京」がありますが、今後、垓や穣、、と、どんどん進化していったら、いつか聴き手の好みに合わせた曲を自動的にコンピュータが作成、再生するような時代がくるのかもしれませんね。(その時は、私はお役ご免ですね。まあ、生きてるうちにそんな時代にはならないと思うので、よかったです^^)

 

今回の研究結果は確かに興味深いですが、言ってしまえば、音楽なんて、自然淘汰の連続です。人気のある曲やジャンルは一環して生き残りますし、ニッチなジャンルは細々と生き残っていく感じになります。

 

 



 

 

好まれるものは生き残り、好まれないものは淘汰されていく。(好まれる=選ばれる)

 

結果として、それが進化という形をとっていく。

 

これ、音楽だけじゃなく、すべてに適用されると思うんですが、どうでしょう。

 

ただ、この進化論、政治には適用されていないのかもしれませんね。(進化してんの?)

 

いや、まてよ。進化しているかな?

 

「好まれるものは生き残る」

 

確かに、政治家はある一定の人からは好まれているのかもしれません。

 

政治家として生き残る術はとっても進化しているのかもしれませんからね。その進化が最終形ではなく、発展途上であることを祈ります。

 

話が少し脱線しました。

 

このように音楽やすべてのものはすべてが自然淘汰、進化していくものだと思うのですが、今回の研究結果は、心地いい音を選んでいったら、なんかいい感じの曲になっていった、という逆算的な発想がおもしろいですよね。(良い音楽が生き残る、じゃなく、いい感じの音を選んでいったら良い音楽になっていった。)

 

好まれるものが生き残る

 

この言葉を逆算的な発想を加えると、

 

生き残っているものは好まれたもの。となると思います。(選ばれてきたもの)

 

少しシビアな見方かもしれませんが、これが現実だと思います。

 

私たちの身の回りに存在するすべては、これまで好まれてきたもの、選ばれたきたもの。

 

そんな発想で世界を見ると、また違う見え方ができるかもしれませんね。

 

ではでは。

 

PS:Darwin Tunesという実際のサイト(http://darwintunes.org/)の下の部分で、ゼロ世代(騒音?)から、進化した6000世代の音楽まで聴くことができます。おもしろいですよね。私の音楽も淘汰されないようにがんばりまーす^^

 

ピアノの音色、ギターの音色など、音色の種類。複数の音を同時に奏でる和音。上で計算はしましたが、これらの要素を踏まえて行くと、音楽の可能性は無限大と信じたいですね。作り出すもの、奏でるものとしては。

 

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