ミツバチはいずこ。

最近、ミツバチを見かけましたか?

 

昨今、世界中で問題視されている、ミツバチの群れが消滅する「蜂群崩壊症候群」。

 

日本でもミツバチが失踪して、減少してきているという報告もあります。(欧州では10~30%、米国では30%、中東では85%のミツバチが消えたそうです。3、4kmくらいしか飛べないはずのミツバチの死骸を付近で発見できないというのも謎です。)

 

人間の食糧の3分の1は昆虫の受粉でできた植物に頼っているそうですが、その中の8割がミツバチが担っていると言われています。つまりは、食糧の4分の1をミツバチの受粉活動に依存していることになります。ミツバチは蜂蜜採取だけではなく、多いに私たちの生活を成り立たせてくれているのです。

 

 



 

 

ミツバチがいなくなる原因は、農薬や蜂に寄生するダニなどいろいろ言われていますが、最近、特に言われているのが、携帯電話などの電磁波。

 

携帯電話から発せられた電磁波がミツバチの方向感覚を狂わせることがある実験でもわかってきているようです。

 

やはり、何事も便利とリスクはセットになってついてくるのでしょうか。でも、携帯電話の利便性に対する食糧リスクは割に合わないくらい大きいリスクかもしれませんね。いくら、人間が進歩したとはいえ、数万、数十万匹のミツバチの受粉活動を人間の力で再現するのは不可能ですからね。。

 

こういうことを知ると、ミツバチを見かけたら、あたたかいまなざしで見守っちゃいますね。

 

ではでは。

 

 

 

自然に身を置いてないと忘れがちな世界のしくみ。自然のしくみ。

 

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1件の返信

  1. アミまこ より:

    自然現象は人間の物差しでは測れない。

    春ですねえ。桜がきれいで、上を見上げる人たちが多くなる季節。いいですね。いろんな花が咲いて、それに群がる蜂や蝶たち。都内ではなかなかお目見えすることがないですが、ほのぼのする光景です。以前にもお話した。ミツバチがどんどん姿を消してしまう「蜂群崩壊症候群」アミまこ「ミツバチはいずこ。」http://gata.blog.so-net.ne.jp/2011-05-14このミツバチの激減は、市販の殺虫剤が影響の可能性が高いことを先日、英仏の研究所で発表されました。http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2869068/8732493?ctm_campaign=txt_topicsなにやら、殺虫剤にさらされた蜂は帰巣機能も低下する上、蜂の体そのものにも悪影響を与えているようですね。殺虫剤メーカーには殺虫能力をミツバチの致死量より下回るように規制を設けているようですが、なんだかおかしな感じもします。ミツバチを殺さずに、野菜に群がる虫を殺す殺虫剤なんて開発できるのかな、、と。そもそも、虫さえも食わない見た目はきれないな農作物を人間が喜んで食べていること自体おかしな話なんですがね。まあ、それはおいておいて。蜂を殺さず、その他の虫たちを殺傷できる基準。あるのかどうかもわかりませんが、あいまいですよね。近頃、津波の想定の高さがものすごいものだということが判明しました。原発が再稼働する基準も正しいのかどうかもわからない。そもそも、蜂の件でも津波の件でも、自然現象に対して、人間がこっからここは安全だとか、いろいろ線引きすること自体がおこがましいのかもしれません。さてさて、人間、どうしましょう。ではでは人の顔を自然と見上げさせる桜の季節は素敵ですね。華やかに咲く桜も好きですが、樹木にささやかに咲いている桜も結構好きな私です。うつむいたその時にも、君は私の心を照らしてくれる^^

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