自然現象は人間の物差しでは測れない。
春ですねえ。桜がきれいで、上を見上げる人たちが多くなる季節。いいですね。
いろんな花が咲いて、それに群がる蜂や蝶たち。都内ではなかなかお目見えすることがないですが、ほのぼのする光景です。
以前にもお話した。ミツバチがどんどん姿を消してしまう「蜂群崩壊症候群」
アミまこ「ミツバチはいずこ。」
http://gata.blog.so-net.ne.jp/2011-05-14
このミツバチの激減は、市販の殺虫剤が影響の可能性が高いことを先日、英仏の研究所で発表されました。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2869068/8732493?ctm_campaign=txt_topics
なにやら、殺虫剤は蜂の帰巣機能を低下させる上、蜂の体そのものにも悪影響を与えているようですね。
殺虫剤メーカーには殺虫能力をミツバチの致死量より下回るように規制を設けているようですが、なんだかおかしな感じもします。ミツバチを殺さずに、野菜に群がる虫を殺す殺虫剤なんて開発できるのかな、、と。
そもそも、虫さえも食わない見た目はきれないな農作物を人間が喜んで食べていること自体おかしな話なんですがね。
まあ、それはおいておいて。
蜂を殺さず、その他の虫たちを殺傷できる基準。あるのかどうかもわかりませんが、あいまいですよね。近頃、津波の想定の高さがものすごいものだということが判明しました。原発が再稼働する基準も正しいのかどうかもわからない。そもそも、蜂の件でも津波の件でも、自然現象に対して、人間がこっからここは安全だとか、いろいろ線引きすること自体がおこがましいのかもしれません。
さてさて、人間、どうしましょう。
ではでは
人の顔を自然と見上げさせる桜の季節は素敵ですね。華やかに咲く桜も好きですが、樹木にささやかに咲いている桜も結構好きな私です。うつむいたその時にも、君は私の心を照らしてくれる^^