怒りやすい人ほど自己愛が強く、自身の知力を高めに見積もっている(研究結果)

【「すぐ怒る人」は実際よりも自分が賢いと考えていることが判明】
https://gigazine.net/news/20180809-anger-people-think-smart/

 

怒りやすい人は自分の認知能力を高めに見積もる傾向があると判明
・一方、怒りやすい傾向を持つ人の中でも神経質な傾向を持つ人は、実際の状況よりも自分の認知能力は低いと考える傾向にあることもわかった
・怒りやすい気質の人格であるほど、「narcissistic illusions(自己愛的な幻想)」と結びついている
・つまり、怒りやすい人ほど、より自己愛が強く、自身の知力を高めに見積もっている
・「ただし、「怒りやすさ」は実際の知力レベルには関連は認められない

 

、、、以上、記事引用参考。

 

最後に、怒りと知力の関連性は認められないとは言っていますが、「怒りやすい人ほど、自己愛が強く、自身の知力を高めに見積もっている」というのは、ひとつの傾向として、そうだろうなと思います。

 

そもそも、なんで人は怒るのか?

 

簡単に言ってしまうと、

 

「こうすべきだという自分のルール(価値観)から外れたことが発生するから怒る」

 

自分の「こうすべきルール」が多い人ほど、怒りやすいのだと思います。こうすべきルールが多いということは、考え方が凝り固まっている可能性もありますよね。

 

もちろん、自分ルールから外れたことが起きても怒らない人もいます。怒るということは、それを受け入れらないからです。怒りやすい人ほど、多様なルールや価値観を許容、吸収できないとも言えるのかもしれません。

 

これらのことを考えると、「怒りやすい人ほど、自分の知力を高めに見積もる、つまり、実際はそこまで高くない」というのとリンクしてくるような気がします。

 

 



 

 

ちなみに、

 

アドラー心理学によると、怒る目的は4パターンに分類されるようです。

 

1、支配
親子間や上司と部下、先生と生徒などの関係において相手を自分の思い通りにしたい

 

2、主導権争いで優位に立つこと
親子間、夫婦間、社内、友人間などの中で自分が主導権を持ちたい

 

3、権利擁護
自分の権利、地位が脅かされそうになったとき

 

4、正義感の発揮
個々人の信念が破られそうになったとき

 

これらも読み解いていくと、また色々と見えてきそうですが、長くなるので今日はやめておきます。^^

 

まあ、弱い犬ほどよく吠えるとも言いますからね。^^;

 

怒ること自体は別に悪いことだとは思いませんが、すぐ怒ったり、怒りやすいというのは、いかがなものかなと思います。

 

怒りやすい人は、上記で述べてきたように、

 

考え方(価値観)が狭い、許容力がない(器が小さい)、余裕がない、そして、今回の研究結果のように、本人が思っているほど知力は高くない、というふうに相手に見られてしまう可能性もあります。

 

怒りやすい人は気をつけていきましょう。

 

ではでは

 

 

基本、ニコニコの小形は久しく怒っていません。ただ、たまに本気で怒るとめっちゃ相手はビビりますし、怖がります。笑。そういう意味でも、怒ってばかりではなく、たまにがいいのですよ、怒るのは。^^

 

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