速読の効用>弊害??

先日、テレビで速読をする野球選手が増えていると紹介がありました。テレビの中で速読トレーニングをすることで、子供たちが150kmもの豪速球をバットに当てる姿はとても衝撃的でした。ぺらぺらぺら〜って本を読んでしまう速読には、私自身、正直疑問視をしてましたが、考えを改めた方がいいかもしれないですね。。

 

通常の日本人は1分間に500字(約1ページ)、早く読める人でも800〜900字が限界だそうですが、速読の訓練次第では1分間に10万字(約200ページ)も可能だという話です。(頭の中で音読してしまう私は500字も微妙かも。。)
速読とは、文字を文字として認識せずに、ひとつの絵や景色(イメージ)のように全体的に認識していく方法だそうです。これを立体視とも言うらしいですが、これを会得すると、長時間の車の運転も楽になるそうです。人間はどうしても、ひとつひとつに焦点をあてて物を認識するので、運転をしながら、飛び込んでくるものをひとつひとつ認識していると疲れてしまうということです。立体視は全体をとらえるので、そういう意味で長時間の運転も楽になりますし、危険予知能力の向上にも役立つということです。

 

 



 

 

そんな全体を瞬時にとらえる速読トレーニング、つまりは目から入った情報を脳が素早く認知するトレーニングをすることは、共通する部分がスポーツにもあり、スポーツの能力向上も考えられるということです。そして、上記のような150kmもの豪速球も高速化してる脳で見れば、そのボールも遅く見えるそうで、これはこれは、いち野球少年の私としては無視できない情報となるわけです^^
検索するといろいろな速読の本の紹介やトレーニングが紹介されてますね。
http://www.tokyo-sokudoku.com/training.html

 

ここの視野拡大トレーニングでは私はレベル3まではいけますが、4になると結構厳しくなりますね。。これを続けていけば、私も150kmの速球が打てるようになるのかと実生活にあまり意味のない効用ばかり考えながら、このトレーニングをおもしろおかしくやってみました^^
最後に、速読の効用ばかり強調される昨今ですが、一応、弊害と言われるものも紹介しておきましょう

 

行間を読めない − 直接書き出されている内容しか頭に入らない
想像力がつかない − 心象風景などを思い浮かべる時間的な余裕がない
読書を楽しめない − 好きな本を読み返して味わう気持ちがなくなる
間違いに気づかない − 正しいか間違いかの判断をすることなく、そこにある情報を無条件に受け入れてしまう

 

先日の記事でたれながしの情報をなにも判断することなく受け止めるのはいかがなものかと投げかけた私としては、この辺の話も無視はできないですね。
すべては、いい悪い両面ありますが、一度試して体験してみるのもいいかなと思います。
とりあえず、今回は150kmが打てるに惹かれました^^

 

ではでは

 

 

 

私:「その新聞3分で読んだら、ピーナッツあげる。」
アミ:「読んだから、おくれ。」
私:「おぬしは頭で読めるんかい。。そこまで言い切れるなんて…」

 

 

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