時間のない中で判断する時、利己的な人はより利己的に、利他的な人はより利他的に行動する(研究結果)
【「良い人」は時間が無いと「もっと良い人」になるという研究結果】
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3919850
・急いで物事を決めなければならない時、利己的な人はより利己的に、利他的な人はより利他的に行動すると判明
・逆に十分に考える時間があると、複数の選択肢の中から自分が取るべき行動をじっくり吟味できるため、人は元来その人が持っている本性(元来の性質)に反する行動をとる
、、、以上記事引用参考。
この研究結果、なんか、わかるような気がします。
なぜなら、私はこう思うからです。
とっさに出る言動はその人の本質(本性)を表わす
判断するまでの時間があると、必ず計算や分析が入るのが人間というもの。別にそれが悪いわけではありませんが、元来の性質や性格を知る上では、その計算や分析が入る余地のない「瞬間的判断時の行動」が重要になってくると思います。
最初、「時間が無いと、良い人はもっと良い人になる」という、この記事のタイトルを目にした時、「忙しくて疲れている時、自分は他人に優しくできない時があるなあ」と、私は少し反省をしかけたのですが、「時間が無い」の意味が違いましたね。^^
時間が無い=忙しい、という意味ではなく、時間の無い中の判断、短い時間での判断を迫られた時、その人の本性が出るということです。(しかもその本性が強調される)
変な話、それなりの頭があり、計算や分析、考える時間があれば、それなりに良い人を演じることは可能ですからね。(記事の中では、時間があると、本性に反する行動をとると書いてますが、本性に反する行動をとることもできる、と言った方が正しい気がします。)
上記のことを考えれば、
何かに対して、
パッと出る態度や言葉、行動
とっさに出る〃
瞬発的に出る〃
この辺に人間の本性が宿るのかもしれません。
(特に利己的か利他的かがより強調される)
これらの要素をしっかり見逃さなければ、その人の本性がわかってくるかもしれません。
気をつけてその辺を見ていきましょう。
そして、見られる方もその辺を気をつけていきましょう^^;
(とっさの判断の域はコントロールできなそうですがね^^;)
改めて、
人間はとっさの判断時、利己的な人はより利己的に、利他的な人はより利他的に行動をする。
おもしろいですね。
ではでは
例えば、自分の少し前を歩いている人が何かを落とした時、とっさに拾いに行けるか、とかね。あと、自動車の運転でその人の本性がわかるという話も、上記とリンクしているような気がします。自動車の運転は瞬時の判断の連続ですから。