勝!賞!笑!しよう!
ブレークスルー賞、山中氏受賞しましたね。おめでとうございます。
賞金はなんと300万ドル(約2億8000万円)。ノーベル賞では800万クローナ(約9400万円)でしたから、倍以上の金額です。
【ブレークスルー賞】
アップルやグーグルなど、アメリカの大手IT企業の代表らが、生命科学の分野で新たに創設した賞。難病の治療につながる生命科学の分野で、優れた研究をしている科学者を表彰しようというもの。今後5年間、難病治療などの功績者を国籍を問わずに毎年表彰する。ノーベル賞との違いは、ノーベル賞が世界で広く賞賛される実績を上げた科学者に授与されるの対して、ブレークスルー賞は、知名度関係なく、同様の実績を上げている科学者の表彰を目指す。
ライバル関係のグーグルの創業者とフェイスブックの創業者が「人間の寿命をのばす研究を支援するブレークスルー賞を創設した、と、創設時、メディアで賞の紹介がされています。
へえ、人間の寿命をのばす研究か。もっと、いろいろ広い範囲で授与すればいいのになあ、と思いながらも、人間の寿命をのばすという考え自体、結構広い考えかもと思い直す私。
5年間だけってのものねえ。ずっとやればいいのに。(庶民の勝手な考え)
賞の創設というアクション自体はとっても素晴らしいですが、穿った見方をすれば、一種のブランド戦略、社会貢献型のマーケティングですよね。
まあ、どういう意図にせよ、いいものはいいです。
やらない善より、やる偽善(←そんな好きな言葉じゃないけど)
行動を起こすことで、形にすることで、相手にとってははじめて良心の存在を感じうると思うので、やはり、こういうのはいいと思います。
ところで、メディアでは「医学や生物学の分野では最高額の賞金だ」と報じられていましたが、そもそも、ノーベル賞以外の賞って何があるの?賞金ってどれくらい?って、無知野郎の私は思ったのでした。
・ヒューゴー賞
SF作品における賞、賞金はない
・ネピュラ賞
ヒューゴー賞と知名度を二分するSF賞。賞金なし
・芥川龍之介賞
有名な芥川賞。新人の文学賞。賞金は100万円。。
・ブッカー賞
イギリスの文学賞。賞金50000ポンド(約700万円)
・コスタ賞(ウィットブレッド文学賞)
イギリスの文学賞。各部門賞金5000ポンド(約70万円)
・ピューリッツァー賞(アメリカ)
卓越した報道や文学活動、楽曲などのジャーナリズムの賞。各部門賞金は10000ドル
・フィールズ賞
数学の賞(ノーベル賞には数学部門はないので、数学のノーベル賞とも)賞金100~200万円
その他にも、アーベル賞(約8300万円)、ガウス賞、ネブァンリンナ賞、、ラマスジャン賞、キャロル・カープ賞、クラフォード賞(賞金50万ドル!)などの数学(科学)の賞があるようです。
・ウォルフ賞(イスラエル)
優れた業績をあげた科学者や芸術家に与えられる。賞金10万米ドル
・ラスカー賞
ノーベル賞の登竜門とも言われている。実は2009年に山中氏受賞。賞金12万5千ドル(約1100万円)
・キング・ファイサル賞
アラブのノーベル賞とも言われている。これも2011年に山中氏受賞。賞金20万ドル
・ベンジャミンフランクリンメダル
アメリカ版ノーベル賞だとか
・ガードナー賞
医学の分野で貢献をした人に贈られる国際賞。賞金10万カナダドル(約830万円)
・京都賞
科学や技術、文化において著しい貢献をした人に贈る国際賞。賞金5000万円
・日本国際賞
日本にもノーベル賞並みの世界的な賞を、ということで松下幸之助氏の寄付から始まった国際賞。各部門賞金5000万円
・高松宮殿下記念世界文化賞
絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門での賞。文化芸術部門がないノーベル賞を補完しようとする目的から。賞金1500万円
・朝日賞、仁科賞
どちらも、日本の物理関係の賞。賞金500万円
はあはあ、調べれば結構出てきますな。。
とりあえず、やはりこう見ると、ブレークスルー賞の300万ドルはやっぱかなり高額ってことがわかりますね。山中さん、いいな、いいな、いっぱい受賞して、、いやいやw、山中さんがんばってください、難病治療のためにも!
自分もなんか賞欲しいなあ(安易)。音楽で言えば、やっぱりグラミー賞。(賞金はありません)よーし、ねらうかー!笑
ちなみに、2013年のグラミー賞(アメリカ)は3/30に決まります。
グラミー賞のサイト(過去の受賞作品ちょっと聴くことできますよ)
http://www.wowow.co.jp/music/grammy/
英国のグラミー賞とも言われる「ブリットアウォーズ2013」は先日受賞発表されました。
(エミリー・サンデーが2部門受賞!)
http://www.cdjournal.com/main/news/emeli-sande/50137
善し悪しはとにかく、今、話題の音楽であることは確かであると思うので一聴して損はないと思いますよ。
ではでは
Emeli Sande「Heaven」