人類のIQ数値は世代ごとに上がっているらしい。だけどね、、

伸び続けるIQのナゾ、人類は賢くなっているのか?
http://jp.wsj.com/articles/SB11729237550577364065404581014992770824846

 

人類のIQテストのスコアはこの100年で大幅に伸び続けているようです。どの世代も前の世代より高いIQテストの数値を示すようです。これをフリン効果と呼ぶそうです。

 

栄養や健康状態の改善、経済的な豊かさ、教育、という要素でこのプリン効果を説明できそうですが、実は、大人だけでなく、子どもたちにもプリン効果が見られることからこれらの要素だけでは説明しきれないとも指摘されています。

 

この点を、教授は「社会的乗数」という言葉を使って説明しています。最初の小さな変化が大きな効果につながり、良い連鎖を生み出すという考えです。少しだけ改善された教育、健康、収入、栄養などが成績を上げ、またさらに勉強したいという意欲を作りだすという感じです。

 

ちょっと難しい感じの説明になりましたが、感覚的には、プリン効果がなぜ起こるかは私は安易にイメージできますがどうでしょう。極端な例をあげます。陸上100mのタイム。100年前より上がってますよね?記録を更新し続けてますよね。昔の人からすれば、100mを10秒切るなんて考えられなかったと思います。でも今は9秒58。アスリートは「速く走る」という答えを出すために、ずっと努力してきました。速く走るためのコツ(技術)みたいのを積み上げてきたのです。

 

そうです。

 

【答えに向かって、コツ(経験、学習)を積み上げる】

 

これぞ、人類の進化とも言えるのかもしれません。これはどの分野にも当てはまると思います。もちろん、IQも。IQは知能指数と呼ばれ、多量の情報を短時間でどれだけ処理できるかの能力になります。筆記テストがまさしくそれ。ww

 

上でも述べたように、IQが世代ごとに上がっています。でも、だからと言って、自分たちが昔の人たちより頭が良いとは私は思いません。だって、私たちは昔の人たちのコツを踏まえて色々できるわけですから。笑

 

また、さらに言えば、IQが高いことは今の時代、それほど重要ではなくなってきています。

 

IQは別の言い方をすれば、「あらかじめ答えのある問題をどのくらい短時間に解き明かせるかという能力」になります。そうなんです。人生において、世界において、「あらかじめ答えのあること」なんてそんなに多くないのです。だから、IQで測れる人間のレベルなどほんの一部分。

 

 



 

 

あえて、数値で人間の能力を評価するのなら、今はIQではなく、ICEの方が大事だと言われています。

 

IQの高さより大切なのは「ICE」
http://www.lifehacker.jp/2015/05/150519ice_high.html

 

IQとCQとEQの3つの分野のことをICEと言います。

 

CQ(Curiosity Creativity)は好奇心、創造性を持って、どれだけたくさんのことを連想、イメージできるかの能力。EQ(Emotion)は心の知能指数とも言われており、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする能力を言います。

 

混迷する世の中、そして、人生など。必要とするのは、IQよりも、CQとEQなのかもしれません。
実際、世の中を変えてきた天才って、1を2にする天才じゃなくて、0から1を生み出す人だった思います。(創造性のすごさ)

 

願わくは、CQやEQのプリン効果も今後は期待したいですね。(もちろんIQも大事な要素なので、つまりはICEが大事ってことですね)

 

答えのない愛や平和。
互いに思いやって、イメージして、創造していきましょう。

 

ではでは

 

【2018.06.15追記】
最近、こんな記事(研究)も出てきました。
【「人間の知能指数が年々上昇する」というフリン効果は20世紀に終わっていた!?】
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/20-50.php

 

 

【2018.07.29追記】
【逆フリン効果?人類のIQは1975年以降低下しつつある(研究結果)】
https://gata.blog.so-net.ne.jp/2018-07-29

 

 

 

IQテスト。答えありきのテスト。こんなのコツさえつかめば結構できちゃいます。世の中、答えのないことばかりでっせ〜。笑。

 

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