人の数より人とのつながり。

リンゲルマン効果

 

ご存じですか?

 

社会的手抜き効果とも言われ、人は集団行動や共同作業を行うときに無意識のうちに手抜きをしてしまうということ。集団が大きくなればなるほど、「他の誰かが」と思うことによって無意識に一人の出す力が弱くなってしまいます。

 

綱引き実験で実証された具体例

 

1人 100%
2人 93%
3人 85%


8人 49%

 

一人で綱を引いていた時は100%全力の力だったのに、8人で引いたときには半分以下の力になってしまったという実験結果です。

 

アメリカの心理学者の実験

 

被験者とサクラを別々の部屋に入れ、インターホン越しに会話させます。途中、急にサクラが苦しみ出します。何割の人(被験者)が助けにいくでしょうか。

 

・被験者とサクラが2人きりの場合 100%助けに行きます。
・被験者の部屋にもうひとりの傍観するサクラがいた場合 85%
・傍観するサクラが4人いた場合 62%

 

リンゲルマン効果、「誰かがやるだろう」という心理が働いてしまっていることが如実にわかる実験結果ですね。

 

電車内の痴漢行為が見て見ぬふりされることや「都会の人は冷たい」とよく言われることなども、このリンゲルマン効果の心理が働いていると推測されます。(人口密度が高いとリンゲルマン効果は強いものに?)

 

リンゲルマン効果の心理、わからなくもないですが、目の前に困っている人がいたら、助けるというのが人の道、、だと思うのですが、どうなのでしょうか。。

 

すごい昔にテレビでやっていた実験を思い出しました。

 

 



 

 

夏、人でごった返す海のビーチで、自分(実験者)の荷物をビーチに置いて、どこかに行ってしまいます。しばらくすると、サクラがその荷物を置き引きするというもの。ものすごい人がいるビーチで、その置き引きを止めたり、捕まえたりする人は誰もいませんでした。(目撃者は多数いるはずなのに)これもリンゲルマン効果かもしれませんね。

 

実はこの実験のおもしろいところはここからで、実験者がその場を去る前に、近くの誰かに「この荷物見ていてもらっていいでしょうか」とお願いしてから荷物を置いて行き、同様にサクラが置き引きしようとすると、頼まれた人間は100%その置き引きを制止したのでした。

 

集団の心理、人の心理っておもしろいですよね。人の数が多ければ、力はそのまま大きくなるものではないのです。最後の実験の話のように、結局は「人のつながり」がやはり大事なのかなと本当に思います。(見ず知らぬの集団より、少数でもご近所さん精神)

 

誰かがやるだろう心理のリンゲルマン効果の話で2.:6:2の法則も思い出してしまいました。(1週間ぶりのブログなので長くなるのをご勘弁^^)

 

人間が集団を構成すると「優秀な人が2割、普通の人が6割、パッとしない人が2割」という構成になりやすいという法則。個人的には、この法則とリンゲルマン効果も関連しているんじゃないかと思っています。

 

2割の優秀の人だけをその組織から引っぱり出して、独立した新しい組織を形成すると、あら不思議、その組織も最終的には「2:6:2」の比率になってしまいます。

 

おもしろいですよね。

 

今の政治家もリンゲルマン効果で「誰かがやるだろう」となってないかが不安ですね。政治家も「2:6:2」になっているのならば、果たして優秀な2割はどこにいるのかって、勝手に政治を憂う私は思ってしまいます。

 

久々のブログで長々、だらだらになってしまいましたが、今回私が一番言いたいことは、いつでもどこでも目の前の人を助ける、目の前の人に優しくする、そして、やはり、「人とのつながり」がやっぱり大事ですよねってことです。

 

ではでは

 

 

震災から半年経ちましたね。
どれだけの人がいるかよりどれだけ横の人と手をとりあえるかだと思います。
つらい人々が横にある手をとりあう力で少しずつでも元気づけられることを心より願います。
私も小さい範囲ながらその力を行使していきたいと思っております。(みなさまも)

 

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