「昔はよかった」となぜ人は言う。

「日本人はオリンピック以降、不幸になった」山田洋次監督が語る「寅さん」と「東京五輪」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/131005/ent13100507000001-n1.htm

 

佐々木俊尚さんのツイートまとめ/シニアの「三丁目の夕日は幸せだった脳内変換」はたぶん治らない
http://togetter.com/li/573251

 

ちょっと、おもしろいと感じてしまいました。w

 

「昔はよかった」と懐かしむことはよくあります。シニア層になればなるほど、その傾向は強いかもしれません。ただ、山田氏が「オリンピック以降不幸になった」というインタビューに対しての様々なつっこみのツイートがおもしろいです。

 

例えば、

 

・シニアの「三丁目の夕日は幸せだった脳内変換は」はたぶん一生治らない

・終戦後から高度経済成長の時代が最も日本人がエネルギッシュで私利私欲まっしぐらだったのに、なぜか「あの時代は競争社会じゃない良い時代だった」と変換されているのがすごい。

・老人が常に昔が良かったと思うのは昔からの常。それなら、、、

「日本人は関ヶ原以降不幸になった」豊臣秀吉が語る「安土桃山時代」と「鎖国」

「日本人は弥生時代以降不幸になった」縄文人が語る「稲作導入」と「階級制度」

「日本人は鎌倉幕府以降不幸になった」後白河天皇が語る「武家政治」と「源平合戦」

 

などなど、シュールな意見がたくさんあって、笑ってしまいました。

 

このように、「昔はよかった」と思う人は歴史的に見ても常にいただろうなと思います。

 

ただ、もし本当に昔がよかったと仮定するのなら、オリンピック以前、明治維新以前、関ヶ原以前、弥生時代以前、、、と昔に遡れば遡るほど良い時代だったということになってしまいますよね。おおげさですが。笑

 

なんで、「昔はよかった」となるのか。

 

一番わかりやすい理由は記憶の構造のしくみだと思います。

 

人間の記憶は

 

良い記憶(楽しいなど)60%:悪い記憶(悲しいなど)30%:どーでもいい記憶10%から常に成り立っています。

 

だから、過去を振り返れば、かなりの確率で良い記憶が甦るので、「昔はよかった」となりやすい。

(しかも、昔を振り返る時、一面的に、部分的に今と昔を比較します。特に今の悪い部分と昔の良い部分をね。)

 

もうひとつの理由は今に満足してないから。

 

シニア層が「昔はよかった」病になりやすいのは、身体的、精神的、能力的なピークを過ぎているがためとも考えられます。(ピーク時を懐かしむ感じ?)

 

 



 

 

念のために言っておきますが、

 

「昔はよかった」について、私は分析しているだけで、そのこと自体、なにも悪いことだとは思っていませんよ。

 

ふたつめの理由を書いていて思ったのですが、

 

楽しい思い出や思いというものに重みがあると仮定すると、人間の気持はその重みに引きこまれやすいのかな?と感じました。

 

楽しい思い出ばかりある人は過去をよく振り返り、

 

楽しい現在がある人は過去にとらわれず、今を一生懸命に生き、

 

楽しい未来を多く描いている人は未来ばかり見据えて生きている。

 

楽しいの重心がどこにあるか。それが考え方や生き方に影響するのかもしれません。

 

そう考えると、自分は今、どの辺に重心があるのかなって色々と考えさせられますね。

 

とりあえず、シニアになった時に思いっきり「昔はよかった」と振り返れるような楽しいことを今のうちにたくさんしておこうと思います!

 

ではでは。

 

 

私の老後の夢は南国でハンモックに揺られながら、ウクレレなんか弾いて、昔を懐かしながら呑気に曲を作ることです。たぶん、6割楽しい歌、3割悲しい歌、1割くだらない歌なんでしょうね。ww。「おじいちゃん、あの曲弾いて♪」とたまにおばあちゃんや孫にリクエストされる、みたいな。笑

 

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です