0.25秒以内の微表情で見破れるウソ、見破れないウソ

微表情だけでは相手のウソを即断できない。しかし、ある特定の場合には有効だった
http://hbol.jp/116554

 

昨日は久しぶりに広告会社時代の仲間と飲んできました。(ニュースで報じられているように、いろいろと大変なようで、、)その流れで友人宅に宿泊、その時テレビで海外ドラマ「Lie to me」と関連して、微表情というものを番組でやってました。

 

海外ドラマ「Lie to me 嘘の瞬間」
http://video.foxjapan.com/tv/lietome/special.html

微表情とは、フラッシュのように瞬時に表れて消える0.25秒以下の表情。(抑制された感情)微表情で読み取れる感情には、恐怖、怒り、軽蔑、嫌悪、悲しみ、驚き、喜びの7種類の感情があり、これらを読み取って、犯罪捜査(尋問)、福祉やカウンセリングに応用したりします。(微表情学)

 

私たち一般社会においても、商談、人間関係、採用面接など、多くの場面で活用できるとも言われています。

 

これはマスターできれば、かなり使えるものではないか!と思いますよね。
相手のウソも見破れるではないか!とも思いますよね。

 

でも、上の記事によれば、そうともいかないみたいです。

 

 

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微表情は、あくまで抑制された感情の漏洩であり、ウソの証拠そのものではない。例えば、ウソをついている人がウソがばれるかもと「恐怖」する一方、正直な人も冤罪の可能性を「恐怖」したりもします。つまり、微表情の源である感情には、人それぞれ様々な方向性、感情の原因があるので、即座にウソとは断定できない。

 

———————–(記事引用)

 

なるほどね。奥に秘めた感情がわかっても、どういう理由でその感情が湧きあがったかはよく見極めないといけないということですね。

 

じゃあ、微表情学はウソ判断として、安易に利用できない?

 

いやいや、ひとつだけ即座に見抜けるウソがあるようです。それは「感情に関わるウソ」。

 

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「自信があります」と言いつつ、恐怖の微表情を浮かべるビジネスマン
「楽しいです」と言いつつ、悲しみの微表情を浮かべる自殺願望者

 

————————-(記事引用)

 

このように感情に関わる言葉と微表情が一致してない場合は、それは即座にウソと断定することができるようです。

 

 



 

 

「私はやってません」というような事実関係的な言葉のウソは即断できませんが、「悲しいです」とか「嬉しいです」のような感情的な言葉のウソは微表情で即断できるということです。

 

考えてみれば、当たり前の話で、「人間は感情をコントロールすることはほとんど無理なのですからね。(悲しいと思っているのに、嬉しいという感情に持って行くことなんて不可能でしょ?装うことはできるかもだけど)

 

そういう点から見ても、感情の言葉のウソは微表情学ですぐわかる、というのは本当にそうなのかもなと思うのでした。

 

さあ、これで、感情に関して言えば、相手のウソがわかるぜ!と調子に乗っちゃうそこのあなたは要注意です。笑。なぜなら、微表情学で相手のウソがわかるというのならば、相手もこちらのウソがわかるとも言えるからです。(当たり前^^;)

 

こっちのウソはバレないようにしたいなと思った調子良い君は、私だけじゃないはず。笑
こっちは防げないのか?笑
感情をコントロールはできないけど、微表情をコントロールすることはできないのか?

 

ありました、ありました、こんな記事が

 

微表情をコントロールすることはできるのか?
http://blog.microexpressions.jp/entry/2015/12/02/115330

 

記事によれば、

 

口の動きはかなり上手くコントロールできるものの、眉の動きをコントロールして止めることは困難

、、ということが実験の結果、わかったようです。

 

だから、本当にハイレベルなウソの見抜き合いになった場合、「コントロール不可能な眉の動きは信頼できるウソ微表情情報」になるということです。笑

 

眉の動きに真実あり!です。(記事でもそう言ってる)

 

まあ、そんな化かし合いみたいをしている時点で、その人とは関係を絶ちたいですがね。^^;

 

とにもかくにも、微表情学は使えるなら、使えるようになりたいですよね。
そのためには、0.25秒以内の表情に気づかないといけない、7つの表情も事前にインプットしておかないといけない、うーん、、、

 

何よりも、相手と向き合って、視線をそらさず会話をしないといけない。

 

これ、微表情学以前の基本ですね。まずは基本を^^
ウソ見破る以前に、人間関係の基本を^^

 

ではでは

 

 

0.25秒以内と簡単に言っていますが、オリンピック100m走選手のスタート合図からの反応速度の平均が0.2秒前後と言われています。そんな瞬発的な時間でこれだけの表情の情報を読み解くのはまず無理なような気がします。。

 

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