【検証】直感VSデータ。いや、直感=データ?

「直感」VS「データ」どっちが正しい?正解率90%だったのは・・・
http://tabi-labo.com/210721/intuition-or-data/

 

あなたは直感派ですか?データ派ですか?
「AかBか」「北か南か」などの2択問題の他に、通常では不可能なスピードで数の計算を行うテストを行った結果、どのテストも直感で選んだ結果の方が正解率が高かったようです。計算問題に関しては、計算が困難になるほど正解率は上がったようです。

 

だから自分の直感を信じろ?

 

いや、ちょっと待って下さい。^^;大事なのはここからです。
記事の中で、直感力のことを以下のように解説しています。

 

「第六感とも言われる直感力とは、これまでに培った莫大なデータを元にした計算結果」

 

人間の脳の活動でわずか1秒間はなんとスーパーコンピュータ「京」の40分に匹敵することが判明
http://gigazine.net/news/20130806-simulating-1-second-of-real-brain/

 

考えてみてください。私たちは四六時中、毎秒毎秒、立体でモノを見たり、聴いたり、莫大な情報を取り入れながら判断しているんですよ。本当にそれはものすごい情報量、データ量になります。(動画データ、音声データが莫大だなって話とは桁違い)

 

つまり、これらの莫大なデータを元に無意識に判断しているのが「直観力」なのではないかと研究者は言っているのです。

 

私は直観力があると勝手に自負しておりますが、だからといって直観力ばかりに頼ることは決してありません。たぶん、それは直観力が適用されるケースとそうじゃないケースががあるからだと自然と感じていたからかもしれません。

 

それはつまり、上の記事の内容を踏まえ言うと、
このケースにおいて多くの経験を踏んできているなら直感力に頼る。
このケースにおいて多くの経験を踏んできていないなら直感力には頼らない。(人に相談したり)

 

、、ということがどこかでわかっていたからかもしれません。

 

だから、音楽に関してはかなり直観力に頼ります。なぜなら、多くの音楽的経験をしてきているからです。「この音の次はこの音が気持ち良い」みたいな感じで直観力を連発させているのが作曲です。でも、これはつまり、これまで何度も音を紡いできた経験値(データ)があるからこそとも言えるわけです。

 

 



 

 

同じことを何度も言いますが、
判断する内容において、多くの経験値(データ量)があるなら直感力に頼る。
判断する内容において、多くの経験値(データ量)がないなら直感力に頼らない。

 

直感VSデータという書き出しでしたが、なんだか、結局、直感=データみたいな感じでもあるので、ここまでくると、直感力という言葉自体にも違和感も感じつつあります。笑

 

例えば、将棋などろくにさしたことのない私が直感で良い一手がうてるはずもありませんよね。

 

だから「直感力が大事」というような話はよくありますが、それを使う場面をよくよく見極めなければいけません。さらには直感力を磨くためにも多くのモノやことに触れて、経験を積むこともとても大事なのかもしれません。

 

ではでは

 

【小形誠、音楽情報のお知らせ】

 

「Deka Vs Deka~デカ対デカ~」(DVD3枚+BD+CD)

「Deka Vs Deka~デカ対デカ~」(DVD3枚+BD+CD)

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD

日本だけにとどまらず海外でも定評があるメタルバンド「マキシマムザホルモン」
7年ぶりの映像作品集「Deka Vs Deka」。本日発売です!
音楽業界震撼!おそらく、音楽業界において最初で最後であろう革命的アプローチ、『狂気の視聴システム』を取り入れた、バンドのDVDの領域を超えた別次元のエンタテインメント作品です。詳細は言うことはできませんが、私はその『狂気の視聴システム』のところの音楽のお手伝いをさせて頂きました。

デカ対デカ 情報まとめページ
http://www.55mth.com/2015/DvD/campaign.html

 

どうぞよろしくお願いします!(いやあ、ホントすごいよ。。発想が、笑)

 

 

もちろん、データに依存しない形の直感力もあるとは思いますが、不確定要素が多いその部分に依存しないことの方が賢明でしょう。

 

 

おすすめ

1件の返信

  1. アミまこ より:

    大事な決断は直感に頼ってはいけない(科学的に証明)

    大事な決断は、直感に頼ってはいけない(科学が証明した、私たちの判断メカニズムの落とし穴)http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/193421/020500022/?P=1&n_cid=nbpwol_else近頃、「感じるままいけよ」とか「思うがままに」というような言葉や歌詞などをよく見かけます。でも、待ってください。何でも思うがままやるなら、それは動物です。笑。私たちは人間なのですから、考えてからいくべきなのです。^^;まあ、「感じるままに」がいけないわけじゃないですが、最近はその傾向が強すぎるかな?という印象です。(やはりバランスやTPOによる判断が大事)上のURL記事の最後に「人生の10%は自分が直面する状況によって決定されるが、残りの90%はそれに対してどう反応するかで決まる」という言葉は印象的です。大事な決断は、直感に頼ってはいけない。このことにおいて、大事な5ポイントをおさえておきましょう。(記事引用&参考。詳細はURLを)1、他人の体験談は貴重な判断材料自分がなんでも知っているとは思わず、他人に、特にその道に長けている人の参考意見はとても有効になります。2、あえて反対の立場をとってみる自分の出した答えを疑ってみること、そして、反対の意見を掲示してみることで、なおいっそう、その決断に死角がなくなります。3、バイアスを外す誰でも無意識にバイアスやフィルターを持っているものです。統計などの客観的事実を冷静に参考にすると、バイアスによる落とし穴に落ちにくくなるかもしれません。4、いったん考えるのをやめる最終的な判断を下す直前の2分間、別のことで意識をそらした結果、より正確な予測ができたという研究結果もあります。ただ考えるのをやめるというのではなく、考えて考えて考え抜いた状態で、一度、その問題から距離を置くというのはとても有効になります。5、最も正確な判断ができるのは、「複雑な気持ち」のとき精神状態は私たちの決断に大いに影響します。悲しい時は高い集中力を発揮したり、分析的になったりする一方、逆に幸せを感じている時は直感に頼る傾向があります。正確な判断をするためにはその両方の感情が必要であり、例えて言うなら、それは学校を卒業する際の喜びと悲しみです。決断をする時は、是非、喜びと悲しみを同時に感じた時のことを思い出してみましょう。以上、記事参考引用こういうことを踏まえれば、…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です