長い時間見つめ合うと幻覚が起こるという研究結果。アイコンタクトの危険性とその威力を考える。

【他者と10分間見つめ合うと幻覚体験・体外離脱することが判明!メカニズム不明の「アイコンタクト・パワー」】
http://tocana.jp/2016/12/post_11767_entry.html

 

ふたりに10分間ずっと、向かい合って見つめ合ってもらったところ、90%の人が「相手の顔が変形してきた」50%の人が「相手の顔に自分の顔を認めた」15%の人が「親族の顔が見えた」と言って、幻覚を感じたようです。

 

これ、実は結構危険な実験なのですよ。

 

「至近距離で鏡の中の自分とずっと目を合わせ続けると、人間は簡単に狂ってしまう」という情報を昔、聞いたことがあり、好奇心のままに、私はちょっと試したことがあります。^^;

 

結果、すぐに気持ち悪くなり、吐き気を感じたので中断。(※良い子は絶対に真似しないでください)

 

これにより、自分の目と見つめ合うから気が狂うのかと私は思っていたのですが、今回の研究によって「自他関係なく、目と目を合わせること自体に危険性がある」と私は認識しました。

 

目と目を合わせること=アイコンタクト

 

上の記事の後半部には、さらに興味深い内容があります。

 

被験者に、アイコンタクトありなしで、言葉の連想ゲームをしてもらったころ、アイコンタクトしている時の方が連想が生まれるまでの所要時間が長くなったそうです。研究者いわく、、

 

「アイコンタクトと言語思考能力はあくまでも別々の独立した脳の働きなのですが、会話中に多くの人々が時折相手の目から視線を外しています。これはアイコンタクトが言語思考を妨げていることを示唆するものです。」

 

まさに「目は口ほどにものをいう」と言うように、「アイコンタクト状態だと、言葉で伝達する以上の情報がやりとりできるので、言葉を必要としなくなっているのではないか」と研究者は仮説をたてています。

 

 



 

 

では、シンプル小形解釈入ります。^^

 

目は感情(心)を伝える
だから、
目を合わせている時は感情的なやりとりに向いている
目を合わせていない時は言語的、論理的なやりとりに向いている

 

まあ、こう言われてみれば、当たり前にそうだよなって感じですよね。笑

 

愛し合うふたりが見つめ合う時(アイコンタクト)、何かの言い訳を一生懸命考える時(目を合わせない)、誰かを憎んで睨みつける時(アイコンタクト)、何かを一生懸命思い出す時(視線があさっての方向へ)、などなど、

 

まさにそうではありませんか。

 

これらを踏まえると、目を合わせる、合わせないで、相手が今、感情(心)を伝えようとしているのか、論理的に何かを考えているのか、を見極めることもできるかもしれませんね。

 

アイコンタクトに危険性があると上述しましたが、危険性をはらむほど、アイコンタクトには力があるということでもあります。

 

今年も残りわずか。たくさんの宴会など、人と会う機会も多いでしょう。アイコンタクトのありなしを良い感じに活用してみてください。

 

ではでは

 

 

上の情報をまとめると、「感情(心)だけのやりとり(アイコンタクト)がずっと続くと気がおかしくなる」ということなのかな?正常心を保つためには、どこかで論理的思考、言語的思考が必要なのかもしれません。

 

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