ロマンは遥か遠くにも近くにも存在する。

タイムマシンが可能に??

 

この話題をとりあげないわけにはいきません。わくわく。

 

光より速い素粒子のニュートリノを観測したという実験結果を23日に名古屋大などの国際研究グループが発表しました。

 

これは長年の物理学の常識である、アインシュタインの特殊相対性理論をくつがえす実験結果なのです。

 

この理論上では質量のある物体は光速をこえることはできないことになっています。

 

そもそもニュートリノってなに?

 

私も素人なので簡単に

 

たとえば水の分子はH2O

 

H2O=2つの水素原子と1つの酸素原子でできてますよね

 

さらにその原子は中心の原子核とそのまわりを回る電子によって構成されます。

 

その原子核は陽子と中性子から構成されます。

 

さらにさらに、その陽子、中性子、電子はもっと小さな粒子「クォーク」、「レプトン」「ニュートリノ」などの素粒子から成ると言われています。さらに、その粒子には、、もう、この辺にしておきましょう。。

 

分子>原子>原子核+電子>(陽子+中性子)+電子>素粒子(クォークやニュートリノ)

 

という感じでしょうか。

 

ここまでくるとわけわからんですね。

 

永遠と続く外側(宇宙の果て)にもロマンもありますが、実は、身近な内側(モノの構造)にもロマンがあるんですよね。(まだまだわからないことばかり)

 

 



 

 

説明だけで長くなってしまいましたが、、

 

とにかく、物理学界に衝撃が走っています。

 

730kmの距離をニュートリノが60ナノ秒(0.00000006秒)、光より速かったという結果なので、世界中の研究者からは誤差ではないかという声もありますし、上下左右と時間軸の4次元の私たちの世界ではない別次元(5次元、6次元)を通ってきた結果、光より速くなったのではないかという話などなど、いろいろと議論に熱が帯びております。

 

アインシュタインの特殊相対性理論によれば、質量の物体は光の速度に近づくほど時間の進み方は遅くなり、光速に達すると時間は止まってしまいます。理論上ありえませんが、光速以上に物体が動けば、その物体は時間を遡ってしまうかもしれないという考え方です。

 

理論が覆されたとしても、1905年にこの理論を発表したアインシュタインは天才であることに変わりはありません。

 

この実験結果の真偽、そして、真実だった場合の物理学への影響、未来への影響は今後も注目したいところであります。(ニュートリノに質量があることがわかったのも最近ですし、常識を覆す発見は常々ではありますね)

 

今後、この実験結果の再実証が必要になるわけですが、素人考えですが、タイムだけ測って誤差だのどうだと疑問視されるのならば、到達したニュートリノが時間を遡っていることを立証できればいいのかなと思ったりも(A地点からB地点への移動の途中でそのニュートリノになにかしらの変化を与えられればね。まあ、上記から想像するニュートリノの大きさや、ニュートリノはほとんどの物質を通過してしまう性質を考えると無理か。。時間を遡ることもまだ推測の域を出てないしね)

 

タイムマシンできるのかな〜

 

ちなみに、ドラえもんの世界では2008年にタイムマシンが発明されています。(出遅れてる)

 

ではでは

 

P.S.私がYUKIさんに楽曲提供した「集まろう for tomorrow」がロッテガーナチョコレートのCMソングになりました。こちらでも報告させて頂きますね。ロッテさんのホームページでも視聴可能です。よろしければ→http://www.lotte.co.jp/products/brand/ghana/brand/cm.html

 

 

 

日本が世界に誇る世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置「スーパーカミオカンデ」
この装置によりニュートリノに質量があることも発見されました。(90年代後半のことです。)
5万トンの超純水を蓄えた、直径39.3m、高さ41.4mの巨大な円筒形水タンクと、その壁に設置された光電子増倍管と呼ばれる約1万2千本の光センサーなどから構成されています。岐阜県飛騨市神岡鉱山内の地下1000mに位置しています。

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1件の返信

  1. アミまこ より:

    世界は目に見えないものでできている。

    前回の記事に続いてまた、ちょっとマニアックな話題ですみませんが、、ノーベル賞級の発見か!?と今、世界を賑わせているものがありますそれは、ヒッグス粒子素粒子物理で理論上存在を予想されていながらも長年、未発見の粒子です。(予想されながらも発見されない最後の粒子)40年以上も探していたみたいです。くわしく知りたい方は「ヒッグス粒子-Wikipedia」をどうぞ。http://ja.wikipedia.org/wiki/ヒッグス粒子(私は理解できませんでした。。)信州大の教授のスライドの方が感覚的にはわかりやすそうです。http://atlas.shinshu-u.ac.jp/sizen/kiribako/higgs_slide.pdf少し前の記事(http://gata.blog.so-net.ne.jp/2011-09-24)でニュートリノが光より速いというニュースを扱いましたが、それを発表した機関と同じ、欧州原子核研究機構(CERN)が今回もこのヒッグス粒子の発見を13日にも発表するのではないかと言われています。ちなみに、ニュートリノが光より速いことは他の機関が再実験しても確認がとれたようです。(タイムマシンが見えてきた〜!)信州大の教授のスライドを見ると比較的わかりやすいですが、あらゆる物質やエネルギーやそれを伝えたり、与えたりする力はすべて、小さい小さい物質(粒子)から成っています。ニュートリノは物質粒子のひとつです。その他には力を伝える粒子があり、そして、質量を与える粒子があるようです。その中で唯一、その質量を与える粒子だけが発見されていませんでした。それがヒッグス粒子です。物理学者は嫌がりますが、別名、神の粒子とも言われているようです。??の方にもうちょっと感覚的に説明しますと、宇宙はビッグバンから光の速さで広がりを続けています。ビッグバン当初の宇宙初期は、質量という概念さえない状態?光とかそういうものしかない?そんな状態から何かが作用して質量が生まれたっていう話です。その何かっていうのがヒッグス粒子ではないかという話です。宇宙の根源のひとつを発見したと言ってもいいかもしれませんね。私の勝手な感覚的な説明なので、わかりにくくてすみません。また、間違った解釈や表現もあるかもしれませんので、もっと理解されている方はご指摘をお願い致します。。説明が長くなってしまいましたが、じゃあ、この発見でなにが変わるのって話の…

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