睡眠と学習の使い分けが大事?

23日に米紙学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に興味深いものが掲載されました。

 

記憶定着には「すぐに睡眠」が効果的

 

この実験では睡眠しなかったグループは60%の正解率だったが、睡眠したグループの正解率は平均85%に上ったという。(カードを記憶させる実験)

 

記憶というのは脳の海馬で一時的に記憶され、それが新皮質に移動して長期的に保管されるという仕組みです。

 

この実験では、睡眠後わずか数分で海馬から新皮質への新情報の移動が始まっていたそうで、40分の睡眠後には新たな記憶に妨害されない長期保管の領域(新皮質)に十分な量の記憶が保管されたということです。(40分も寝れば記憶は定着するよってことね)

 

ここで気になったのが、40分という時間。おそらく、上記の実験の睡眠時間も40分だと推測できます。
(睡眠しなかったグループが40分の間なにをしていたかも気になります。おそらく、一度記憶させられたカードは見せてはもらえなかったと思われます。)

 

 



 

 

たとえば、40分後にテストが迫っている状況で自分は記憶の長期保存のために眠るであろうか?いや、それはしない。おそらく、今までの復習、ひとつでも新しいことを覚えるために40分を費やすでしょう。おそらく、その方が絶対的に点数は上がるはず。

 

何が言いたいかというと、40分という時間をどう使うかというのが大きな問題だと私は勝手に思ったのでした。

 

長期的記憶のための睡眠か、短期的な記憶を増やすための学習か。(その後眠ればまた定着するであろう)

 

この研究結果を見て、あぁ、眠ればいいんだ、という安易な考えはせず、結局、時間をどう使うかということが問題だと思いました。眠るべきか、眠らず学ぶかはその時のケースバイケースってことですね。(短期的か長期的に物事をみるか)

 

とりあえず、一夜漬けはやはり、記憶が定着しないということはこの研究からも実体験からもよくよくわかることだと思います^^

 

ではでは

 

 

 

先日22日はアミちんの13歳の誕生日でした。
アミ:「去年の誕生日のランチはおしるこだったなぁ。」
私:「さすが、よく寝ているおかげでよく記憶してますな。。」

 

 

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