ボール遊び禁止公園ばかりの環境が軟弱肩の子どもたちを作り出している(調査結果)

【子どものボール投げ、男女とも低下傾向】
https://www.asahi.com/articles/ASL2F5J5ZL2FUTQP02R.html

 

記事によれば、、、

 

・1985年のピーク時に比べて、子どもたちのハンドボール投げの距離が男子は7m強、女子は4m弱も減っている
・「子どもの人気スポーツが野球中心から多様化したこと」「公園でキャッチボールできないこと(ボール遊び禁止公園)」を原因として挙げた

 

、、、以上記事引用参考。

 

男子が7mも距離を減らしているなんて、近頃の子どもたちは相当、肩が軟弱化しているなと思ってしまう、草野球おじさんの私です。^^

 

私が今回、注目したのは、「公園でキャッチボールできない」の部分。

 

確かに、今時の公園って「ボール遊び禁止」「球技禁止」ばかりですもんね。ひどい場合、「大声禁止」とかもあるらしい。。「ペット禁止」ってのも最近は多いです。ここまでくると、一体、誰のための何のための公園なんだ?と思ってしまいます。

 

 



 

 

子どもの話に戻して、、、

 

このような、ボール遊び禁止公園ばかりの環境が少なからず、子どもたちの軟弱肩を作り出していると考えることはできます。この論理で考えると、大声禁止公園ばかりになると、将来、声を大にして言えない子どもや大人ばかりになってしまう恐れもありますね。^^;

 

まあ、これらの話は直接的要因ではないかもしれません。しかし、「じわじわと影響を与えている要因、環境、基盤、仕組み」ではあると思います。

 

でも、その部分こそが、とっても重要な要素ですよね。

 

話は少し変わりますが、私、毎日、長時間座りすぎ(デスクワーク)で、現在、腰痛に悩まされております。マッサージとか整体とかいろいろ試しましたが、ダメですね。もう、椅子やデスク(姿勢)など、根本から変えないといけないなと考えています。

 

だって、その部分が、

 

「じわじわと影響を与え続けている要因、環境、基盤」なんですから。ここが結構、本質ですもんね。

 

ダイエットとかもそうですね。ダイエットサプリなんかより、毎日の食事や運動。

 

これらは、まあ、個人レベルの話。

 

公園の話は国、組織、行政レベルの話ですが、同様に大事な部分だと思います。

 

バラマキ政策のような瞬間芸じゃなく、国として、「じわじわと影響を与え続ける要因や環境、基盤」を真摯に考え、それを作っていかないといけないと本当に思います。

 

そうそう、

 

「子どもの声がうるさいからという近隣住民の声で保育園が作れない?」(ある意味、子ども禁止みたいなもの?)

 

もしかしたら、こういう環境がじわじわと少子化を推し進めていると見ることもできるかもしれません。

 

禁止禁止で、子どもがボールが投げられなくなるくらいならまだいいですが、子ども自体がいなくなることは本当にまずいことです。

 

個人レベルでも、国レベルでも、私たちは「じわじわ要因目線」で多くの問題を捉えていかないといけないと本当に思います。じゃないと、気づいた時には大変なことになっているかもしれないと、おおげさに考えてみました。(私たちは動きが大きいものに目がいきがちですから。じわじわの部分が結構、大事だと思います。)

 

ではでは

 

 

子どもの安全を思う気持ちはわからなくもないですが、「球技禁止公園」を作るなら、それと合わせて「球技OK公園」もあったらいいなと思います。いずれにせよ、子どもの可能性を「禁止表示」でどんどん潰してしまうのはかわいそうです。

 

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