デマの拡散の法則性から情報の取り扱い方を考える

【デマ拡散の法則性「重要さ、曖昧さ、もっともらしさが左右する」】
http://www.jprime.jp/articles/-/11452

 

【流言(デマ)の基本法則】
https://safetyon.wordpress.com/2017/04/18/%E6%B5%81%E8%A8%80%EF%BC%88%E3%83%87%E3%83%9E%EF%BC%89%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%B3%95%E5%89%87/

デマとは少し違いますが、先日、産経新聞が誤報を謝罪してましたね。新聞やテレビ、そしてSNSを筆頭としたインターネットなど、どの情報も100%確実、真実のものなんてありはしません。今の時代の噂の拡散力、デマの拡散力の威力を考えたら、情報の取り扱い方。そして、それを拡散するかどうかはよくよく考えないといけませんね。

 

R=I×A

 

R=流言(デマ)の流布量(Rumor)
I=内容の重要性(Important)
A=内容の曖昧さ(Ambiguity)

 

つまり、

 

流言(デマ)の流布量=内容の重要性×内容の曖昧さ

 

上の記事でも紹介されている、「死海文書によれば、イスラエイル建国から70年後の2018年に人類破滅の大戦争が勃発する」という情報は本当に典型的なものです。

 

上の式を逆算的に考えれば、情報が重要であればあるほど、内容が曖昧であればあるほど、デマの可能性が高いと言うこともできるかもしれません。

 

 



 

 

そして、私自身、情報を取り扱う際、気をつけている三か条があります。

 

・鵜呑みにしない
・情報の表裏、本質を見ようと努力する
・自分なりの意見を持つ

 

例えば、「あのA株式会社の商品の価格が激安だね。頻繁に感謝祭セールをやるなんてなんて景気のいい会社だ」という情報があったとします。

 

鵜呑みにしないのはもちろん、なんで激安にするのかの理由を自分なりに考えたりします。たとえば、価格を下げるほど余裕があると見ることもできますし、価格を下げざるをえないという不景気の見方だってできるわけです。(情報は大体二面性で見ることができます。表と裏)

 

あとは、第二、第三の情報をなるべく手に入れて、総合的な判断をしていきます。(なるべく二次情報でなく一次情報が望ましい)

 

、、なーんて、えらそうに書いていますが、私も完璧じゃないし、気をつけないといけないなと本当に思います。

 

でも、最近強く思うのですが、

 

莫大な情報量、スピードの増す情報、AIの進化などなど、多くのことが人間から思考力、自発発想力を奪っているような気がしています。(速くて忙しいからいちいち考えていられない?)

 

自分で考える、自分の意見を持つ(述べる)

 

こういう時代だからこそ、是非是非、みなさんにしてもらいたいなと思っています。

 

ただ情報を拡散(伝達)するだけなら、ロボットでもできますからね。(たった一度の人生を媒介で終わっていいのかな?)

ひとつひとつ思いを持ちましょう、発していきましょう。だって、人間だもの。^^
ひとりひとりが考えれば、デマの拡散もかなり防げると思います。

 

えらそうに失礼しました。

 

あ、このブログももちろん鵜呑みはダメですよ。自分で考え、意見を持ってみましょう。

 

ではでは

 

 

何の根拠もなく「A+B=C」だと言われて、「A+B=C」だとすべてを信じてしまうのなら、それは洗脳と大差ありません。^^;私自身も、気がつくと無思考で情報を鵜呑みにしていることがあります。(ボーッとテレビ観たり)その状態から脱するひとつのコツとして、何に対してもなるべく「なんで?」と思うようにしています。何に対しても「なんで?」と言っていたら、子どもみたいですね。でも、それが若さの秘訣だったりするかもしれませんよ。^^(頭を使い続ける)実際、良くも悪くも、大人になればなるほど、なんでと考えずに受け入れることが多くなっているかも。なんで思考は体力使いますからね。^^;

 

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