逆フリン効果?人類のIQは1975年以降低下しつつある(研究結果)

【人類のIQは1975年以降、低下しつつある!?その原因は‥】
https://www.oricon.co.jp/article/510076/

 

・フリン効果=「人類の知能指数は、上昇し続ける」
62年〜75年生まれの対象者ではフリン効果は認められたが、75年を境に1世代あたり平均7ポイント、IQスコアが低下してたことが判明(62〜91年生まれの73万人のノルウェー人対象)
・「知能指数の低い人が子沢山なのではない。家庭内で負の効果が見られることから、環境要因が関係していると思われる」と研究者は言う
・その「負」に働く環境要因には、教育制度の変化や読書量の減少に加え、インターネット三昧の生活があるという
便利が高じて情報処理や判断の必要が減り、「自ら考えること」を放棄した結果なのかもしれない

 

、、、以上記事引用参考。

 

私、3年前にフリン効果についてブログを書いています。

 

【人類のIQ数値は世代ごとに上がっているらしい。だけどね、、】
https://amimako.com/philosophy-human-iq-flynn-effect-generation/

 

この過去のブログでは、先人の知恵やコツを積み重ね続けるのだから、時代とともに現代人のIQが上がっていくのは自然なことなのでは?みたいなことを私は言っていました。

 

だけど、改めて、今回の記事と合わせて考えてみると、この考え方は逆だったのかもしれないと思いました。

 

つまり、先人の知恵やコツを現代人の私たちは何も考えずに活用をしているだけであって、何もすごくないということ。

 

もっと言えば、先人の知恵やコツを使っている私たち現代人よりも、その知恵やコツを作り上げた先人の方がよっぽどすごいということです。

 

 



 

 

例えば、私は何気なく、パソコンやキーボードを使って作曲をしていますが、それらがどういう仕組みで動いて音が出ているかを私はまったく理解していません。^^;同様に、ほとんどの現代人は、インターネットや携帯電話など、その他の多くのツールを、本当の意味で仕組みを理解しないで使用しているのが実情だと思います。

 

上の記事で言っているように、【「便利が高じて情報処理や判断の必要が減り、「自ら考えること」を放棄した結果なのかもしれない】という部分は本当にそうなのかもしれませんね。

 

先人の知恵やコツのおかげて、現代人は先人よりすごい成果を出すことが比較的容易ではありますが、それイコール、私たち現代人が先人たちよりすごい、知能がすごい、考える力がすごい、ということにはならないということです。

 

知能=考える力=IQと言い切れない部分もあるとは思いますが、、、

 

今回の記事で、先人たちのおかげの便利に囲まれた中(無思考になりがちな便利ツールが多い中)、私たち現代人は「自分で考える力」を決して失ってはいけないなと改めて思わされました。(現代人は自分で考える力を失いつつあるという危機感)

 

ではでは

 

P.S.インターネットなどの便利が普及していない地域でも、同様の世代間IQテストをやってみて欲しいなとも思いました。

 

 

スマホゲームなんてなかった昔の子どもは、自分で楽しいことを探し、自分なりの遊びも開発していたと思います。昔の人は情報を得ることだって大変だったのですから、今の人と比べると考える量(能動的思考量)が半端なさそうですよね。^^;こう考えると、先人と現代人とで「自分で考える力」の差が出るのは致し方ないのかもしれません。実は、私がブログやツイッターを執拗なくらい更新し続けるのは、「自分で考える力」を落とさないためでもあります。(無思考で情報を浴びたくないから)

 

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