良い人=同調性の高い人は経済的に苦しくなりやすい(コロンビア大学の調査結果)
【良い人は経済的に苦しむ?性格と金銭問題の関連性】
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181104-00023699-forbes-bus_all&p=1
・同調性(親切さや人の良さ、寛大さ、温かさなど)が強い人は、同調性が弱い人に比べ、経済的に苦しい状況に陥りやすい
・同調性が特に高い人は破産を申請するリスクが50%高い
・同調性が高い人が賢くない、あるいはお金を稼ぐ能力が低いわけではなく、同調性の高い人は経済面をあまり気にかけないことから(金銭のことをあまり気にかけないことから)、お金の管理リスクが高くなるようだ
、、、以上、記事引用参考。
これもあくまで傾向の話ですが、おもしろいですね。
同調性の高い人は経済的に苦しくなりやすい
なぜでしょうねえ。記事の文からは、同調性の高い人はお金の優先順位が低い、というニュアンスも見てとれます。でも、それだけで経済的に苦しくなるのでしょうか。
しかしながら、同調性の高い人をイメージしてみると、
お金に限らず、いろいろな面で、「いいよ、いいよ」「いいから、いいから」と言って、遠慮したり、譲ったり、思いやったりするケースは多いかもしれません。
それを考えると、漠然としたイメージではありますが、同調性の高い人はお金がたまらないというか、経済的に苦しくなりやすい流れが生まれるのもわかるような気がします。
個人的におもしろいなと、改めて思ったのは、
同調性が高い=良い人
、、という解釈、定義。
良い人というのは、同調してくれる人のことなんだなと。(逆に、反論、抵抗ばかりする人は良い人という認定はされないもんね。ただ、、同調性の高い人は良い人に思われることは多いと思いますが、同調性高い人=良い人、にはならないのではないかと個人的に思います。)
ただ、気をつけないといけないと思うのは、
同調と共感を一緒にはしてはいけないということ。
同調性が高いというのは、別の言い方をすれば、「人の気持ちがわかる」とも言えるのかもしれません。じゃあ、経済的に上に登りつめるような人は、人の気持ちがわからない人なのかというと、そうではないと思います。
たぶん、人の気持ちがわかった上(共感)で、自分の道を行く人、なのでしょう。
もう少し具体的に言えば、民衆の気持ち(マーケット)がわかるから、成功するとも言えます。
その辺が、同調と共感の違いなのかもしれません。
少し極論かもしれませんが、
同調する人は相手と一体化してしまう(自分がなくなる)
共感する人は相手と自分の間に線がある(自分がしっかりある)
、、とも言えるかもしれません。
たとえば、
泣いている相手に同調して、一緒に泣く(対応は泣くだけ)
泣いている相手に共感して、共に寄り添う(対応は泣くだけじゃない)
うんうん、
もしかしたら、
同調性の高い人は、相手と一体化して、自他の境界線が曖昧になるからこそ、金銭面とかで”なあなあ”になってしまうのかなと、このブログを書きながら、勝手に納得しつつある私です。笑
もちろん、同調することすべてが悪いということではありません。
同調は文字のごとく、相手と一体化してしまうので、多くのことが見えにくくなる可能性はあるなと改めて思いました。
以上、
同調性の高い人は経済的に苦しくなりやすい、という記事から、「同調と共感」という話に飛躍させてみました。^^
ではでは
神経症的傾向が強い人は幸せになりにくいが、高い創造性を持つ傾向にある。誠実さのレベルが高い人は一般的に健康で、節約が得意な傾向、、という記事内の他の研究内容もおもしろいなと思いました。