この世は不平等か?実力主義か?

【不平等が拡がっているが、これまで以上に多くの人が気付いていない】
http://newsphere.jp/national/20170710-2/

 

興味深い記事。

 

記事によれば、、、

 

・アメリカにおいて、所得トップ10%の人々は総所得の30%を受け取り、総財産の4分の3以上を所有。これは、1920〜30年代よりも悪い数値。
・格差が拡がり続けているのに、それらが人種、性別、家族の資産等に影響されるという事実に、ほとんどの人が気付いていない。つまり、ほとんどの人々は社会を実力主義であると考えている。(アメリカに限らず世界的にこういう傾向)
・富裕層と貧困層の格差が拡がるほど、お互いの層が分離され、不平等の拡大という全体像(事実)が見えにくくなっている。
・人種や家庭環境など、均一的な人間関係の中で生活する人は、実力主義な視点を持つようになる。反対に、色々な人間関係の中で生活する人は実力主義に批判的で、不平等について深く理解するようになる。
・将来を担う若者たちに不平等なこの世界をより深く理解してもらうためには、若者たちが、人種や居住地域など、多くの種類の人たちと交流を持つような環境を形成してあげることが重要。

 

、、、以上、記事引用参考(要約)

 

世の中は不平等だし、不条理であるのも事実。ただ、努力次第で変えられる部分があるのも事実。(実力主義な世界であるのも事実)

 

またまた、小形の必殺技。この問題も白か黒かでは考えません。笑

 

私がいつも思うのは、

 

成功している人間は「この世界は実力主義だ」と言い、うまくいっていない人は「環境のせいだ(自分の実力のせいではない)」と言う。

 

これ、ひとつの傾向としてあると思うのですが、いがでしょうか。

 

なぜそうなるかは簡単な論理です。

 

成功者は自分の頑張りで成功したと言いたい。(自分がすごいと言いたい)
失敗者は自分の実力で失敗したと言いたくない。(自分は悪くないと言いたい)

 

どちらも、自分というものを貶めたくない、下げたくないんですよね。(まあ、人間だもの)

 

上の記事と合わせて考えると、

 

この世は実力主義だと言っている人は、
成功者であり、均一的な人間関係の中で育ったり、生活している可能性があるかもしれません。

 

この世は不平等な世界だと言っている人は、
不成功者であり、様々な人間関係の中で育ったり、生活している可能性があるかもしれません。

 

まあ、これはあくまで、面白おかしくまとめた傾向です。

 

ただ、思うのは、

 

この世は不平等だとか、不平や不満ばかり言っている人で成功している人を私はそんなに見たことがありません。

 

個人的には、
宿命(性別、人種など)は変えられませんが、運命(人生の送り方)は変えられると思っています。

 

変えられないことについていつまでも不平不満を言うことは無意味だと思いますし、どうせなら、その不平不満の力を変えられる部分に費やした方がよっぽど意味があると思います。

 

変えられないことを受け入れつつ、変えられることをがんばっていく。

 

そうそう、
変えられないこと=不平等、不条理、と言うこともできるのかもしれませんね。

 

つまり、
この世の不平等や不条理を受け入れつつ、できる限りの実力主義を発揮していく

 

これが、「不平等」と「実力主義」に関する、都合の良い小形的解釈です。^^(白か黒かではない)

 

他人や世界は(急には)変えられないけど、自分を変えることはできる

 

こういうふうに言い換えることもできるかもしれませんね。^^

 

世の中には、変えられないこと、変えられることがいっぱい溢れています。これは絶対的な事実、現実です。受け止めて、邁進していきましょう。

 

ではでは

 

 

こうやって、不平等でもあり、実力主義でもある、と中途半端なことを言っている私は、成功者でも不成功者でもないのかもしれませんね。^^;

 

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