忖度の法則を勝手に語る

【新聞社が4億円以上を受け取りGoogleやUberにとって有利な記事を書くような契約をしていたことが明らかに】
https://gigazine.net/news/20180601-evening-standard-google-uber/

 

ロンドンの夕刊紙「イブニング・スタンダード」がGoogleやUberなどを含む大手企業6社に、総額300万ポンドで企業に有利な内容となる記事を書く契約を交わして「編集の独立権」を売り渡していたことが発覚しました。

 

マスコミ不信は前々からありますが、こういう問題はさらにその流れを加速させますね。(他でも同様のことやってるんじゃないの?)

 

「忖度」という視点で、今回のニュースを見た時、私の興味をさらに深くさせました。

 

辞書【忖度】
意味:他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。

 

いろんな場面で使われて、今ではポピュラーワードになった忖度。

 

でも、冷静に考えてみれば、良くも悪くもみんな忖度して生きていると思うんですよね。特に日本人は。^^;

 

利害関係があれば、そこには必ず忖度が発生すると思うのです。

 

上の事件も、ある意味、Googleなどからお金もらって、利害関係が発生して、忖度しちゃったわけです。でもですね、ここでおもしろいと思ったのは、一般の購読者たちもこの新聞社と利害関係にあるわけなんですよ。

 

購買者たちとも利害関係なわけですから、新聞社は購読者に忖度してもいいわけですよね?

 

 



 

 

例えば、

 

テレビは視聴者とは直接的に利害関係にありません。スポンサーと利害関係があるので、視聴者よりも、スポサンーに忖度します。

 

一方で、週刊誌などは、お金を払っている購読者を喜ばせようと忖度して、タブーに切り込むような記事を掲載します。

 

消費者側が無料ユーザーか有料ユーザーかで、忖度の仕方にも大きな差が出てくると思うのです。(利害関係=忖度関係ですから)

 

しかし、改めて、上のニュースを考えた時、
新聞社は企業と購読者、両方と利害関係=忖度関係にある中で、企業への忖度を選択したというのが興味深いです。

 

なんでたったの4億円で企業に忖度しちゃうんだろうとも思うのですが、その理由は以下の論理で考えれば、簡単なことのような気がします。

 

例えば、わかりやすく、、

 

10000人の購読者 vs 10000人分の資金を持っている企業

 

、、新聞社が上のような利害関係を両方持っていたとしましょう。

 

どっちが忖度しやすいですか?やはり企業ですよね。

 

なぜなら、10000人分の意向をひとりひとり汲んで忖度することはほぼ無理ですし、ひとつの大きな企業の意向を汲んで忖度する方がよっぽど効率的だから。

 

だから、

 

多くの利害関係、忖度関係があった時、最終的に忖度されるのは大きいパイを持つ企業や組織

 

、、ということになるのでしょう。

 

上のニュースによって、改めてそう思わされました。

 

政治も本当は国民に忖度すべきなんですが、それができないのは、その辺の理由もあるのではないでしょうか。(小さいモノの集まりよりも、数の少ない大きなモノに忖度する

 

以上、勝手に、おおげさに、作曲家が忖度を語ってみました。^^

 

ではでは

 

 

このニュースによって、イブニング・スタンダードの購読者は減るでしょう。(購読者の審判)でも、国民の気に入らない忖度を政治がやったとしても、国民は税金を納めないという審判を下すことは、残念ながらできません。

 

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