着るだけで身体能力が上がるシャツ。フェアなオリンピック、フェアなスポーツとは何ぞや?

【着るだけで身体能力が上がるシャツを開発(特許出願済)「リプライシャツ」4月より発売へ】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000031370.html

 

平昌五輪終わりましたね。毎日引きこもりの自分は、作業の合間にとる休憩のたびにテレビをつけて観戦していたので、結構楽しませてもらいました。(日本人も活躍したしね)

 

そして、2年後には東京五輪が控えております。いろいろと大丈夫かなと心配になりますが、まあ、自分は何もできないので信じて待つだけですね。^^;

 

上の記事は、着るだけで身体能力が上がるシャツというものです。着用実験では95%の人が通常の20〜30%のパワーアップを体感したとのことです。

 

もしかしたら、東京五輪ではこのようなシャツを着て参加する選手がたくさん登場するのかもしれません。

 

 



 

 

【異常な時代の終焉、レーザーレーサーの今とは】
http://news.livedoor.com/article/detail/6311569/

 

これで思い出すのは、2008年にレーザーレーサーという水着が登場して、競泳の世界新記録がバンバン出てしまう異常事態が発生したこと。

 

後々、ラバー素材の禁止と、身体全体を覆う水着の面積に規定ができたことで事態は落ち着きましたが、上のシャツも同じような運命をたどる可能性がありますよね?

 

身体の外側で強化する水着やシャツもそうですが、
身体の内側で強化するドーピングなども難しい問題です。

 

ドーピング検査にひっかるドーピング、ひっかからないドーピングという括りもあるみたいですし、(検査の意味なくね?)、さらには、脳内ドーピングという、脳を直接刺激して身体能力をあげるものも出てきているようです。遺伝子レベルのドーピングもあるみたいですから、ここまでくると、もうわけがわからないですね。

 

東京五輪では、こういう道具やドーピングなど、「身体を強化、補強する」問題とどう向き合って対処していくかがすごい問われています。大会ごとにテクノロジーが発達して問題も複雑化していくから大変です。

 

もう、いっそのこと、「全部あり」にしちゃえば?と思ったりもするのですが、そうすると、フェアじゃなくなるという声も出てきます。(そうしたら、国ごとの経済力、テクノロジーの差で決まってしまう?)

 

じゃあ、はたして現状はフェアなんでしょうか?

 

今大会の国ごとのメダル獲得ランキング、いや、五輪史上の国ごとのメダルの総獲得数ランキングを見てもらえればわかりますが、

 

【国別メダル獲得数ランキング】
https://entamedata.web.fc2.com/sports/olympic_medal.html

国ごとの経済力、テクノロジーの力の差がもろに現れていることがわかります。つまり、オリンピックは国の力を誇示する場所、言い換えれば、国の力がアスリートの力とも言えるわけです。(冬季五輪は冬季スポーツが盛んな国が強さを示しているけど)

 

このことを踏まえると、現状もフェアじゃないと思っている、発展途上国の選手は結構いるかもしれませんよね。
(生活するだけで大変な国のアスリートからすれば、芸能やスポーツを楽しめる、強化できるという時点でうらやましいでしょう)

 

選手の身体の外側(水着、シャツ)
選手の身体の内側(ドーピング的な?)
選手のバックグラウンド(国、スポンサーのサポート)

 

これらすべてのことを考えると、どこをどこまでどうすれば、完全なフェアな戦いになるのかは定かではありません。

 

五輪、スポーツ、フェアとはなんぞや?純粋なアスリートの能力とはどこからどこまでを指すのか?(道具、ドーピング、栄養、スポンサーのサポートなど)などなど、、

 

いろいろと考えさせられます。

 

ただ、「結果を出す選手たちが素晴らしい」ことは間違いありません。

 

恵まれていようがいまいが、結果を出すことの難しさ、大変さ、大事さは、大人の私たちがよくわかっていますからね。^^;
(子どもの世界はプロセスが大事、大人の世界は結果が大事)

 

こうやって全体をいろいろ考えるとなんだかなあと思う部分もありますが、、
アスリート個人に焦点をあてるとやはり素晴らしい!感動!

 

最終的にはこういう思いになります。^^;

 

ではでは

 

 

東京五輪は7/24〜8/9に開催。平昌五輪は厳しい寒さ、天候が大変そうだったけど、東京五輪は暑さがやばそうです。真夏にフルマラソンなんかできんのかね?本当、東京五輪はいろいろと心配です。

 

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