格差は公平さを欠くさ。

経済協力開発機構(OECD)の報告書の中で、所得から税金などを差し引いた可処分所得(額面じゃなく、手取りってことかな)が低い「相対的貧困層」の割合について、OECDの2000年の調査(18~65歳が対象)では、日本がOECD加盟30か国のうち米国に次いで2番目に高いと出てます。これは、なんとも興味深い。もうしばらくで首相を辞任する小泉首相の行ってきた政治のツケとしてよく格差社会の助長がよく謳われますが、データとしてこのように指摘されるとはねえ、いかがなものでしょう。格差社会を非難、指摘されると、小泉首相は競争社会の中にもセーフティネットをひいて弱者の再チャレンジを促す仕組みを作るというようなことをよく言っておりますが、具体的にどういうものがあるのか、よくわかりません。経済成長も順調に右肩上がりだとも首相はよく強調しますが、今回の報告書ではパートやアルバイトなど非正規雇用者の増加が将来の労働力の質を低下させ、日本の経済成長を押し下げる恐れがあるとも言及しております。小泉首相の行ってきた功績は確かに大きなものがあります。しかし、一方で先延ばしや派手なパフォーマンスにカモフラージュされてきた問題もかなりあります。次期首相はいったい誰になるかわかりませんが、(世論では安倍氏が有力か?)本当に難しいバトンタッチになるものと私は考えます。国の借金、消費税増税、靖国問題、北朝鮮問題(拉致問題など)、憲法改正問題、皇室問題(跡継ぎとか)、などなど数え切れない問題が山積みですが、上記のような格差問題という国内の問題に対処しつつ、これから政治は実質的な(痛みも伴うことはもちろん)ものを行使していかなければならないと本当に思います。(郵政民営化だって、まだこれから実際の動きを成すわけだし)う~ん、なんとも偉そうに述べちゃってみました。。(汗)政治もがんばれ、おれもがんばれってことで。


アミ:「上には上がいる。いいなぁ、あの犬。」
私:「ちみはかなりの上層部、好待遇だろ。。」

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