一年の半分を思い、天の川を眺める。
7月ですねえ。夏ですねえ。
7月に入った途端、一年の半分が終わったと叫ぶ人が多かったですが、日にち単位でいえば、365日の半分は183日の正午ということで、7月2日の正午が一年の半分のポイントということになります。(細かいつっこみをすみません。)
七月といえば七夕。皆さまなにか願いごとしましたか?
七月には私の地元近い、神奈川県平塚で、八月には仙台で七夕の祭りが開催されます。
この七夕もそうですが、お盆も地域によって七月だったり八月だったり、一か月の差があることがしばしばあります。なんででしょうねえ。
もともと七月に行われていたお盆を例にして説明すると
日本では明治時代まで旧暦を使っていたのですが、明治6年以降グレゴリオ暦(新暦)を採用するようになりました。(旧暦盆の廃止も勧告)
旧暦と新暦の差は約1カ月の差があり。
よって
1.旧暦7月15日(旧盆)
2.新暦7月15日
3.新暦8月15日(月遅れの盆)
3通りの盆が発生するようになりました。
その後はその地域が新暦を導入した政府の目の届く地域であったかなど、地域によって採用される盆が決まっていったという感じでしょうか。(七夕もしかり)
ちなみに、岐阜県中津川市などは8月1日が盆であったり、沖縄では1の旧盆が主流だそうです。やはり、未だに地域ごとではあるので、結婚などによって、文化的交流が発生する場合は相手の地域の風習は改めて勉強しておいた方がいいですね。
そうそう、七夕といえば、やっぱり天の川。皆さま、ちゃんと見たことありますか?私は父方の田舎の山口で初めて天の川をちゃんと肉眼で見た時はびっくりしたものでした。(東京では見れない景色ですね)
昔の記事でも書いたとは思いますが、天の川とは要は地球が属する天の川銀河をその中心部分に向かって眺めた光景なわけなのですが、天の川銀河の直径は10万光年もあります。宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999でもおなじみのご近所のアンドロメダ銀河は約20万光年。M87銀河は12万光年程度ですが、球体に近い形のため、体積では私たちの天の川銀河よりも遥かに巨大です。さらにもっと大きなものとして、IC1011という銀河がありまして、その直径が600万光年もあります!ここまでくるともうわけがわからなくなりますね。とりあえず、地球外生命体がいないと言っている科学者の頭の方がおかしいと思ってしまう私なのです。(どんだけ、地球人中心主義な考えなんだか。。)
今話した、銀河の大きさも上には上がいるというお話の動画です
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最後に、なかなか肉眼では見れない、天の川の映像をどうぞ。癒しですな。