携帯電話の威力。

飛行機が携帯のせいで離陸が遅れたニュースがありましたね。離陸直前、無線装置がすべて使えなくなったため、一時駐機場に戻り、携帯電話の電源を切ることをお願いしたところ、乗客のひとりが電源をつけていたことが発覚、それを止めたところ、すべて正常に戻ったそうです。着陸時や離陸時などは特に携帯電話の使用をよくやめろとアナウンスが入りますが、実際に影響があったのははじめてではないでしょうか。(ある情報では10年くらい前にJALが乗客の携帯使用のせいで計器がすべて麻痺し、どこを飛んで、飛行機が傾いているかもわからない状況に陥ったそうです。それ以後、携帯のような電波系の使用が禁止になったとか)ただ、これは、トラブルの原因が携帯ではないとは言えないという程度のものなんですよね。携帯電話が心臓ペースメーカーに影響を与えるという話はよく聞いてるので、携帯の電磁波は、やはり、飛行機でもと思うのは当然ですが、ちょっと待ってください。そもそもどれくらい影響を与えるかをペースメーカーを例にとって考えてみましょう。まず、携帯はペースメーカーに直接影響を与えているのではなく、実は、ペースメーカーと心臓とをつなぐリードといわれるケーブルに影響を与えているようです。ペースメーカーは名前のとおり脈を整えるのです。心臓の脈が止まったり、おかしくなったときに監視してるペースメーカーが刺激を与え脈を発生させるのですが、携帯の電磁波のせいでこのケーブルに雑音を生じさせるみたいです。そのため、脈が止まっても、その電磁波のせいで脈を打っているとペースメーカーが勘違いをしてしまい、大変な事態になってしまうのです。これは、恐ろしい。携帯の使用に注意を促すのがわかりますね。ただ、この障害には、ある一定の条件が整って発生するようです。ひとつは、携帯の周波数。各携帯メーカーが使用する周波数はdocomoが800MHz帯、au,softbankが1.5GHz帯だそうです。この要因では、800MHz帯が圧倒的に影響を与えることが多いらしいです。次に、ペースメーカーとの距離。これは15cm以上であれば、安全みたいです。正式なデータでは22cm以上がベストだとか。それ以内は危ないってことですね。このことをふまえると、dcomoを持って満員電車などでペースメーカーの人に隣に密接にならない限りは平気ということになりますね。結構大丈夫なんでは?と思ってしまいそうですが、生命に関わる問題であるので、注意はした方がいいでしょう。実際、飛行機も着陸時に既に携帯を手にメールの受信をしまくる愚か者が多数いたりしますが、実際は墜落したりしてません。でも、これも、万が一のことを考えると大変な事態になりますので、携帯使用を厳禁にした方がいいでしょう。とりあえず、今回のトラブルでは、使用されていた携帯がdocomoなのかそうじゃないのかが知りたいですねえ。^^あと、やはり、携帯の周波数は無線LANには多く影響を出すことがわかってますので、やっぱり携帯は厳禁ですな。ながながとなりましたが、まあ、命に関わることってことでご勘弁を。(巻添えはいやじゃ〜)


アミ:「もしもし!もしもし!応答せよ!」
私:「ふざけてないで早く寝なさい。。」

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