若いからこその期待と不安。

安倍晋三氏が自民党の新しい総裁に選ばれました。実質、新しい総理大臣の誕生ですね(26日の臨時国会で正式就任だったかな?)51歳という総裁としては歴代の中で一番の若さだそうです。26日までには誕生日を迎え、52歳で首相になるわけですが、戦後生まれの初の首相ということですね。戦争の時代を生きていない人が首相になる、なんか、時代の変化を感じさせますね。若い力というものを印象に受けますが、英国のブレア首相の44歳就任、米国のケネディ大統領の44歳就任、クリントン大統領の47歳就任などなど、今思いつくところの国のトップの若いどころを考えると、別に安倍氏の52歳就任というものは、海外から見れば、特別若いものではないわけです。とは言っても、それぞれの国の特色というものがあるわけで、日本の歴代総理大臣では第5位の若さ。

第1位 伊藤博文(44歳/第1・5・7・10代総理大臣)
第2位 近衛文麿(45歳/第34・38・39代総理大臣)
第3位 黒田清隆(47歳/第2代総理大臣)
第4位 山縣有朋(51歳/第3・9代総理大臣)

若い総理大臣ベスト5を見ても、この順位を見ると、時代の違う方たちばかりなので、今の時代の安倍氏の若さはやはり、突出しております。若さを強みにいろんな問題に立ち向かって欲しいものですが、正直、総裁選挙に向けた3者の演説では、そんなに安倍氏は印象の強さを残していませんでした。総裁選挙前からほとんど、首相になることがほぼ決まってしまっていた状況だったので、明言(具体的政策)を避けていた感は否めませんねえ。(他の二人の方が具体的な話をしてました)今後、人事をはじめ、多くの判断が求められいていく中、どれだけリーダーシップをとっていけるかが見所です。先に、ブレア首相やクリントン大統領の若い話をしましたが、英国や米国では全権が国のトップに集中しているので、若さなど関係なく、リーダーシップをどんどんとっていますが、日本のような、先輩議員や官僚などなどが自分の上や周りにいろいろ渦巻いている状況では、若さというものが強みではなく、弱点になる可能性は多いにあります。是非とも、首相就任後は、何者にも臆することなく、自分の信念を実行していって欲しいものです。


アミ:「これだ、この栗にしよう!!」
アミちんの三栗選択にも間違いはないかな?^^

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