画家の手を離れた絵画の行く先。

フランス・パリにある市立近代美術館で、ピカソやマチスの作品を含む絵画5点が盗まれました。被害総額が1億ユーロ(約111億円)に上る可能性があるとのこと。(すごい)ピカソの「鳩と小さなえんどう豆」、マチスの「田園風景」のほか、モディリアニ、レジェ、ブラックの作品が盗まれているのが分かったそうです。

 

111億円って、すごいですね。
絵画泥棒ってよく聞く話ですが、盗んだ絵をいったいどうするんですかね。盗品の時点で、部屋に飾ったりするなどしておおっぴらに芸術を楽しめないと思うのですが・・。たぶん、裏市場で金のために、金のためにと、転売されていくんだろうなぁ。(裏バイヤーの趣味に落ち着いたとしても、絵がかわいそう)

 

ちなみに、億の世界の絵画ですが、いったい、最高額の絵ってのはどんなもんか気になりますよね。
実は、今年の5月4日に、ピカソの「ヌード、観葉植物と胸像」がN.Y.のクリスティーズで競売にかけられ、史上最高額の約1億650万ドル(約101億円、手数料込み)で落札されましたそうです。
ただ、高値絵画ランキングたるものを見ると、それ以上の値段のものもありますね。。どうことかわかりませんが、どうぞ。(2007年のデータです。)

 

 



 

 

第1位:クリムト「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像Ⅰ」1億3500万ドル(約160億円)
第2位:ピカソ「パイプを持つ少年」1億416万8000ドル(約123億円)
第3位:ピカソ「ドラ・マールの肖像」9521万6000ドル(約112億円)
第4位:ゴッホ「医師ガシェの肖像」8250万ドル(当時レートで約124億5000万円)
第5位:ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」7800万ドル(約92億円)
第6位:ルーベンス「幼児虐殺」7470万ドル(約88億円)
第7位:ゴッホ「Portrait de l’Artiste sans Barbe」7150万ドル(約84億円)
第8位:セザンヌ「Rideau, Cruchon et Compotier」競売で6050万ドル(約71億円)
第9位:ピカソ「Femme aux Bras Croises」5500万ドル(約65億円)
第10位:ゴッホ「アイリスの花」5390万ドル(約63億6000万円)

 

番外として、ジャクソン・ポロックが1948年に制作した「No.5」という作品に1億4000万ドル(約165億円)の値がついたという話があるそうですが、真偽は不明だそうです。
(引用http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070813_most_expensive_painting/
絵そのものもこのサイトで見れますよ)
http://aokiuva.web.infoseek.co.jp/wpainting.html ここだと、ジャクソン・ポロックが一位になってたりますね。(よくわかないですね。どの情報を信じるかによってランキングも変わるのかな?)
正直、絵だけ見て、なんでこんなに値段が高くなるかはわかりませんが、歴史的背景などいろんな要素がからんでいたりするのでしょうね。
値段が高騰する絵画ですが、果たして、これだけの値段のうちのどれだけを画家本人が享受できたのかが気になりますね。

 

ではでは。

 

 

題:「お昼寝美女」
この絵はHOW MUCH?^^

 

 

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です