忘れかけた視点、いろんな視点から。

前の記事で本のベストセラーについて書きましたが、(https://amimako.com/entertainment-good-book-sales/)世界三大ベストセラーのひとつでありながら読んだことのなかった「星の王子さま」をついに読んでみたのでした。(学校の教科書とかで一節程度は読んでましたが)
感想としては、大人への風刺的な要素が満載でしたね。大人は数字でしかものごとをはかれないという一節も印象的でした。こどもが、こどもの視点で、感動した家のことをピンク色のなになにの素材でできた塀があって、お庭にはなになにがあって、部屋はこんな感じで、、といくら説明をしても、大人たちはピンとこないわけです。それよりも、何億円の豪邸と言えば、大人たちは「それはたいした家だね」となるわけです。確かに、ひと時代前、結婚したい男の条件で三高ってのがありましたよね?身長が高い、収入が高い、学歴が高い。何センチ、何万円、偏差値がいくつか、と、すべては数字の基準ですな。(今の時代はこんな話はそんな出ませんが、何千万のマンションを買ったとか、って話はよくある話ですな。。どういう部屋とかの内容の話はさておき)
この他にも、どこにでもある一輪のバラの花も思いを込めれば、それは世界にひとつしかない大切なバラの花になるという内容の部分も、なかなか感じるところがありました。(読んでない人に対して、ネタばれみたいになってないですよね??)
すべての大人は全員こどもだったわけですが、忘れてはいけない感性というものを改めて考えさせられましたね。
この本を読んで、もうひとつ思ったこと。
宇宙という大きな話の規模、多くの価値観の掲示という部分で「アミ、小さな宇宙人」という本にとても似ているなあと感じました。実は、アミちんの命名はここからきているのです。興味のある方は是非読んでみてくださいね。(いろんな意味で衝撃を受ける人もいるかもしれませんね)

 

アミ 小さな宇宙人

  • 作者: エンリケ バリオス
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本

 

 

 



 

 

改めて、多くの価値観(忘れかけてた考え方も含め)は強要するものではないですが、知っておくこと、共有すること(思い出すことも)はとても大事だと思いますね。
反捕鯨運動活動家たちが和歌山県太地町のイルカ漁を批判する問題も、まさしく価値観の問題ですな。私個人としては、こういう問題は一方的に責めることのできないものだと思っております。世界では犬を食べている人たちもいます。牛や豚や鳥なんて、みんな食べてます。一方、牛を神の使いとしている人々もいます。その人たちは、私たちを非難しているでしょうか?
少々脱線してしまいましたね。。すみません。ではでは。

 

 

アミちん視点でもいろいろと教えてもらうこともありますね。
会話は言葉じゃないとか、気持ちの切り替えの速さとか、強い執念の実現性とか(特に食べ物)、美人(美犬)はやっぱり得するとかとか、、
アミ:「ふむふむ、見習いたまえ。」

 

 

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