YouTubeがC2PA規格を採用。ラベリングは今後の生成AIの大事なポイント。

【YouTubeに「映像と音声が編集されていないもの」であることを保証する「カメラで撮影」ラベルが登場、C2PA標準を採用】
https://gigazine.net/news/20241016-youtube-c2pa-captured-with-a-camera/

 

映像と音声に手を加えていないことを証明する「カメラで撮影」というラベル、「C2PA」がYouTubeに採用された。これにより生成AIやCGによって作られた映像と現実の映像を区別できるようになる可能性がある

・コンテンツの出所を保証する「C2PA」の規格に沿ったカメラでクリエイターが映像を撮影し、YouTubeにアップロードすると、YouTubeはC2PAに基づくメタデータを検知して、動画の概要欄に「カメラで撮影」というラベルを付与する

C2PAとは、MicrosoftやAdobe、OpenAIなど複数のテクノロジー企業が合同で運営している団体

 

以上、記事引用参考

 

 



 

 

生成AIの未来は、ラベリングがひとつのキーポイント

 

C2PAという規格。ご存知ですか?

私のブログをよく読む人はご存知だと思います。

半年前のブログで、C2PAについて書きましたね。↓

 

【フェイクが溢れる時代、カメラがリアル(私が撮影した写真です)を証明する時代へ。SONYがC2PA規格対応カメラを発表】
https://amimako.com/culture-camera-c2pa-ai-fake-real-proof-2/

 

もはや、言うまでもなく、AIが生成するものは、とてもクオリティが高くて、そうじゃないものとの区別がつきにくくなっています。

 

このブログで私が、生成AIについて触れる時、何度も書いていることですが、

AIが生成したもののラベリング(デジタル証明書)が、今後の生成AIのあり方を決める、大きなポイントになると思っています。

 

AI生成音楽やイラストのラベリングは、見る側の感情移入や評価に影響を与えることは先日も書きましたが、

AI生成動画や写真のラベリングは、リアルなのかフェイクなのかの大きな基準になるので、

ある意味では、

AI生成作曲やイラストよりも、C2PAのような、ラベリングの重要性は高いのかもしれません。

 

C2PA規格対応のカメラなどのデバイスは徐々に増えていきているようですが、

YouTubeという世界的なプラットフォーム側がC2PA規格に対応したことはとても大きいことです。

 

これによって、C2PA規格がより拡大、浸透していく可能性は大きいでしょう。

さらに言えば、AI生成物へのラベリングという考え、流れ、仕組み、なども今後、広がっていくかもしれません。

 

もしかしたら、未来のネット世界では、画像検索やSNSなどで、「C2PA規格の画像や動画のみ表示」というような、フィルターが存在するかもしれませんね。(想像、妄想)

 

今後も、C2PA規格、AI生成のラベリング、注目です。

 

ではでは

 

「綿100%」「無農薬」「国産」などなど、私たちは現実世界で色々なラベルを見ながら判断し、消費していますが、これからは、デジタル世界でも、そうなっていくのかもしれません。そのラベルが100%合っているかどうかは、また別次元の話にはなりますが。。

 

 

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です