Claude Mythosが激変させるサイバーセキュリティー。良くも悪くも世界はつながっている。

【アンソロピック「クロード・ミュトス」が激変させるサイバーセキュリティー】
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20260515/se1/00m/020/002000d

1. 新AIモデル「Claude Mythos(クロード・ミュトス)」の衝撃

米アンソロピック社が2026年4月に存在を明かした新モデル「Claude Mythos」が世界中で大きな話題に。

  • 別格の脆弱性検知能力: 完成された製品からソースコードを読み解く「リバースエンジニアリング」の能力を備えており、商用プログラムの脆弱性(セキュリティの穴)を広く検知できる。

  • 従来モデルとの違い: 従来の「Opus」というモデルは誤検知が多く、高度な技術者の支援が必要でした。しかしミュトスは、プログラムの挙動をシミュレーションのように先回りして予測し、わずかな綻びを自律的にたどることができる圧倒的な性能を持っている。

2. 秘密裏の防衛作戦「プロジェクト・グラスウイング」

あまりにも強力なAIであるため、悪用されればサイバーテロなどの甚大なリスクにつながる。そのため、アンソロピック社は一般公開に先駆けて、重要インフラを守るための秘密プロジェクト「Project Glasswing(プロジェクト・グラスウイング)」を立ち上げた。

  • 限定的なアクセス開放: アップル、グーグル、シスコ、JPモルガン・チェースなど12の主要企業と、世界中の社会インフラを担う40以上の組織(日本のメガバンクや金融当局なども含む)にのみ、先行してミュトスへのアクセスを許可した。

  • 事前バグ修正の加速: 一般開放される前に、デジタル空間の重要なインフラに眠る脆弱性を徹底的に修正する狙いがある。実際に、このプロジェクトに参加したオープンソースブラウザ「Firefox」では、それまで毎月20件前後だったバグ修正数が、4月には20倍の423件へと激増した。

3. 今後の展望:迫る時間的猶予

この防衛策に与えられた時間は長くない。 英国の政府機関「AISI(AI安全研究所)」が4月にOpenAIの最新モデル「GPT-5.5」の評価結果を公表したように、今後数カ月のうちに「Claude Mythos」をさらに上回る、より強力なAIモデルが他社からも登場してくる可能性が高いためだ。

結論: 「Claude Mythos」の登場により、サイバーセキュリティのあり方は激変している。AIが悪用される前に世界の主要デジタルインフラのバグを出し尽くそうという、民間・政府が連携した時間との戦いが水面下で急速に進められている。

以上、記事を要約

 



 

良くも悪くも世界はつながっているので、AIの存在感が強まる

 

気がつけば、私たちは日常的にAIを使うようになっています。

多くのAI企業やサービスがある中で、現在、特に注目されているのがClaudeを提供するアンソロピック社です。(私も活用してます)

 

ChatGPTやGeminiなど、各社が新バージョンのAIを発表するたびに世間を賑わしていますが、アンソロピック社が今回、発表したClaude Mythosは、次元が違う進化のようです。

実際、アンソロピック社はClaude Mythosの機能がどれだけすごいかのレポートは発表したのですが、一般企業や一般市民にはその機能を開放していません。

なぜなら、Claude MythosというすごいAIを開放してしまうと、あまりに危険すぎるからです。(サイバーテロとかにも使われかねない)

だから、今回、アンソロピック社は、まず、アメリカの重要なインフラを担う12の会社と、世界中の社会インフラを担う40以上の組織(日本のメガバンクや金融当局なども含む)に、このAIへのアクセスを許可したようです。そして、重要インフラを守るための秘密プロジェクト、それが「Project Glasswing(プロジェクト・グラスウイング)」です。(第二のマンハッタン計画とも呼ばれているようです)

 

Project Glasswingによって、Claude Mythosが開放された12社は以下です。

Amazon Web Services(AWS)、Anthropic、Apple、Broadcom、Cisco Systems、CrowdStrike、Google、JPMorganChase、Linux Foundation、Microsoft、Nvidia、Palo Alto Networks

言い方を変えれば、これらの会社がアメリカという国の行末を握っているとも言えるのかもしれません。

 

現在、イランやイスラエルなどの紛争や戦争の報道で、ミサイル攻撃などが目に入ってきますが、実際は、サイバー攻撃などのデジタル戦争が主戦場になってきています。

 

AIの登場、発展によって、サイバー攻撃のレベルや頻度も桁違いになっているようです。

24時間、ハイレベルなサイバー攻撃が行われ続けたら、もう、人間じゃ対処できないもんね。

 

【「Claude Mythos」、メガバンク3社が利用へ】
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2605/13/1260513101/

 

数日前、日本のメガバンク3社もそんなClaude Mythosのアクセス権を確保したようです。(日本政府も使わせてくれと要求しているようです。OpenAI社もMythosレベルのAIを日本に提供するという話も)

 

私、個人的な思いとしては、

「アメリカとかの世界の紛争に巻き込まれないように済むような、力強く自立した独立国家、日本」

というものを私はいつも願ってきましたが、Claude MythosなどのAIを日本政府や日本の重要インフラに導入していけば、もう、アメリカの依存からは抜け出せないレベルになってしまうなと少し残念な気持ちにもなります。

ただ、現実論として、導入しないと大変なことになるというのは理解できます。

 

たとえば、Claude MythosレベルのAIになれば、銀行の残高を改竄することも、原発を暴走させることも、電気、水、ガスのインフラをコントロールすることも、可能でしょう。

 

世界はデジタルネットワークでつながっています。

「つながる」という言葉は一見、ポジティブな印象はありますが、

悪いものや人とつながる可能性もあるのです。

 

人間が作ったセキュリティなど、今後のAIは簡単に突破してしまうことを考えると、

軍事も金融もインフラも、今後はAI次第と考えてしまうと、

 

日常的に、AIを使っている私たちは、AI対してなんとなく主導権を持っているようで、実はもう既に、AIを使う側ではなく、AIに使われる側になってしまっているのかもしれません。(既にAIに支配されている?)

 

ツールに良い悪いはない。ツールは使い手次第、というような話はよく聞きますが、

AIが自力進化するようになったら、この手の話は通用しなくなるかもしれません。

(ツール自体が使い手のようになってしまうから)

 

こんな話をしていると、アナログ領域を何かしら大事にした方がいいのではないかと、よりいっそう強く思ってしまう私です。(オフライン領域の確保、画面の外でできることなど)

そして、また今日も筋トレに励む私なのでした。笑(アナログの身体は大事!)

 

ではでは

 

今のところ、AI競争はアメリカ優位ですが、中国は最新半導体の輸出規制を受けている状態で、アメリカの6ヶ月遅れくらいのAI進化ですから、中国AIも侮れないなと思ってしまいます。

 

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ogatamakoto

青山学院大学卒業後、広告会社へ入社、退社後シンガーソングライターへ、そして作曲家へ。

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