インスタに続き、フェイスブックも「いいね!」の数を非表示に?

【フェイスブックも「いいね!」数の非表示かを検討、インスタに続く?】
https://ascii.jp/elem/000/001/930/1930667/

 

・フェイスブック傘下のインスタグラムは、既に7か国で「いいね!」数の非表示化をテスト中(「いいね!」の総数の代わりに、「いいね!」をした数人の共通の友達の名前を表示する)

・フェイスブックもアンドロイド用アプリで「いいね!」の非表示化のテストを実施していることが判明

・「いいね!」を非表示する理由は、精神衛生に害を及ばさないようにするため(「いいね!」数を比較して劣等感を感じたり)

 

 

以上、記事引用参考。

 

 

 



 

 

フェイスブックの本当の目的

 

フェイスブック(SNS)による心理的悪影響は結構前から問題視されています。「いいね!」の数を気にしすぎて心を病むケースもその問題視されている中のひとつです。

 

 

「いいね!」の数を非表示にすることで、精神衛生上に害を及ばさないように、、、とフェイスブックは言っており、一見、「フェイスブックえらいなあ、優しいなあ」と思ってしまいかもしれませんが、そんな単純な話ではないと私は思います。

 

 

フェイスブックの本当の目的(狙い)は記事の中で以下のように述べられています。

 

「フェイスブックはユーザーが投稿とシェアを続け、広告主に販売する貴重なデータを大量に生み出し続けることを期待している。」

 

つまり、フェイスブックはもっともっとユーザーに利用してもらいたい、ということです。

 

フェイスブックのユーザー数はあまり伸びていてないようですし、実際、自分の周りでも、「フェイスブックの登録はしているけど、あまり使っていない」という人は結構います。

 

これらの状況を踏まえて、フェイスブックは「いいねの数を非表示にしたら、もっと利用数が増えるかも?」と考えているわけです。

 

まあ、営利組織なので、当然といえば、当然の考えです。

 

 

個人と組織での情報格差

 

 

ユーザーがどういう投稿をして、シェアをして、「いいね!」を押すのか、というような動向データの吸い上げは既に行われているとは思います。

 

そして、もちろん、私たちユーザーも、誰がどういう投稿をし、シェアをし、「いいね!」をしたか、現在見ることができる状態です。

 

そういう点で、ユーザーもフェイスブックという組織も、現在、見れる情報は同等です。

 

しかし、今後は「いいね!」が非表示化(ブラックボックス化)されれば、個人ユーザーは見れなくて、組織は見れる、状態になります。(ある意味、不公平^^;)

 

確かに、非表示によって、心理的悪影響を軽減することができるメリットもあると思いますが、単純に情報格差(乖離)が生まれていることも一応は意識しておかないといけないと私は思います。

 

個人は情報が見れない(活用されるがまま)
組織は情報が見れる(活用し放題)

 

国や行政に情報開示を迫っても、黒塗りの書類を提出されるのはそのなケースのひとつかもしれません。

 

もちろん、プライベート情報や秘匿情報など、しっかり管理されるべき情報があるのも事実です。

 

ただ、思ったのは、

 

今まで普通に見れていた情報が見れなくなるというのはなかなかの衝撃なのではないかということ、

国や行政だけでなく、フェイスブック(SNS)でも情報のブラックボックス化の波がきているのかなと

 

少し大げさに考えてしまうのでした。

 

情報という価値は計り知れないほど高いです。

 

有用な情報はなるべくたくさん得たほうがよいでしょう。情報で勝敗が決まると言っても過言ではない時代です。

そんな時代において、得ようとしても得られない情報が増えていくことはそんなに好ましくない流れなのかなとも思うのでした。

 

ではでは

 

 

たとえば、「いいね!」の表示や非表示をユーザー側で設定できたらいいかもしれませんよね。(あくまでユーザー目線)

 

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