相手からの感情や評価など、AIによってすべてが可視化、数値化される時代へ。
【「道徳」と「意外性」の観点を追加した「感性分析サービス」を提供開始】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000067590.html
・日立は、AIを活用し、SNSなどのテキストデータから企業や商品に対する反響を「感情」の観点で分析・可視化する「感性分析サービス」を提供。新たに「道徳」と「意外性」の観点で分析する「モラル分析」、「意外性分析」(特許出願中)の機能を追加
・「感性分析サービス」は、SNSや口コミサイトなどソーシャルメディアの情報、テレビや新聞などマスメディアの情報、コールセンターの会話記録などから、企業や商品に対する顧客の声や感情を高精度に可視化するサービス。
・「感情分析」機能では、AI技術を適用し、テキストデータを約1,300種類の話題・感情・意図に分類。「好意的」「中立」「悪意的」の3大分類とさらに細分化した全81種類の中から感情を特定し、文意を考慮して高精度に感性を分析できる
・今回「モラル分析」と「意外性分析」の機能が加わったことで、さらに高精度な分析が可能に
・「モラル分析」機能は、学術的な裏付けをもって、嬉しさや驚き、不満などの顕在化された感情の背景にある道徳的な価値観を定量的に可視化します。また、「意外性分析」機能は、時系列の情報と出現頻度を組み合わせた日立独自のアルゴリズム(特許出願中)を活用し、大量のデータに埋もれていた小さな反響の変化など意外な情報を抽出
以上、記事引用参考。
すべてか可視化、数値化される世界へ
大学時代、一応、マーケティングのゼミで勉強してましたので、こういうサービスはとても興味があります。
上の記事によれば、AIによっていろんな角度から、自分のサービスや商品の、反響や評価を計ることができるようです。
まあ、すごい簡単に言ってしまえば、エゴサーチの超すごい版ですよね。AIによるエゴサーチ評価の可視化、数値化って感じ?
【マーケティング・PR担当は知っていて当たり前の「エゴサーチ」とは?】
https://find-model.jp/insta-lab/marketing-egosearching/
エゴサーチ(自分のことをネットで検索すること)、私もたまにやります。
有名人ではないので、そこまで検索ヒットしないですが、私が作曲した曲名でエゴサーチすると、まあまあ、ヒットします。そして、それらはだいたいは高評価コメント(いい曲という評価)なので、勝手にモチベーションが上がったりしています。逆に、モチベーションを上げるために、曲名をエゴサーチかけることもあります。笑
そういえば、少し前に、音楽ライブがどれだけ盛り上がっていたかわかるサービスもありましたね。
【エイベックス×MSが観客の感情を捉える–エンタメ業界でAIを活用するという挑戦】
https://japan.cnet.com/article/35116085/
これからの時代は、AIによってすべての感情とか評価が可視化、数値化が可能になっていくのかもしれません。上記は法人レベルのサービスですが、いずれ個人レベルでも同様のサービスが登場するかもしれません。
たとえば、もしも自分が有名人だったとして、世間からの評価や感情が一発でわかる、こういうサービスを使いたいと思いますか?^^
これ、人によって分かれると思います。
エゴサーチをする有名人とエゴサーチをしない有名人、みたいなことですね。笑
もちろん、どっちが良い悪いではないです。
エゴサーチした方がいいケースと、そうじゃないケースもありそうですよね。
たとえば、上記のような商品やサービスの場合、データを踏まえて改善できたりするので、エゴサーチした方がいいでしょう。
じゃあ、人間の場合は?人間に対する感情は、データを踏まえて改善できるのかどうか。(他人の感情はなかなか変えられないという話もありますし、難しい。。)
こんなふうにいろいろと考えさせられます。
いずれにせよ、
多くのことがAIで可視化、数値化される時代に入って来ているようです。
それらとどう向き合っていくか、今のうちから考えておいてもいいかもしれません。
ではでは
昔は知り得ようがなかったわけですが(選択肢がなかった)、今は、個人でも、知ろうと思えば知れる時代へ、選べる時代へ。「知らぬが仏」という言葉もあります。