テレビから出る「人間には聞こえない音」でスマホが操作される??(Facebookが開発)
【FacebookがTV広告で「人には聞こえない音」を流しスマホに秘密裏に周囲の音を録音させる可能性】
https://gigazine.net/news/20180628-facebook-phones-record-audio/
・FacebookはTV広告の中に人間の耳には聞こえない音を織り交ぜることで、ユーザーのスマートフォンに秘密裏に音声データを録音させる、という驚愕のソフトウェアを開発していることが判明
・「人間の可聴帯域を超えるデジタル音」をTV広告で流し、それを聞いたスマートフォンにより周囲の音を録音をさせるという技術、特許を出願
・録音された音声データは、分析され、ユーザーに関する情報を特定すると共に、オンラインシステム上に格納される
・「誰がTV広告を視聴したのか?」や「その人物はどのようなコンテンツを利用したのか?」、「ユーザーのTV広告への反応」などを調べるために利用
・Facebookは「ユーザーの私生活を盗み見て、プライバシーを侵害し、親密なもの同士の会話を録音し、家中を広告だらけにする」などと言及しているわけではなく、あくまでも「アンビエントオーディオの録音に基づく放送コンテンツビュー分析」というシステムとして特許出願
、以上、記事引用参考。
【音波攻撃など、音の実力、その可能性とその怖さ】
https://amimako.com/society-sound-wave-power-possibility/
この前書いたブログ記事で私は、、
「一人一台のスマホ、一家に一台のAIスピーカー、そんな世界において、人間の耳で認識できない超音波によって、全世界中のそれらの機器に一斉に命令を発したらどうなるでしょう、、、」
、、なんてことを、SFちっくに妄想していたのですが、これ、ただの妄想ではなくなってきているのでは?とも思わされてしまいます。^^;
特許出願したばかりなので、実用はまだ先のことだとは思いますが、そもそも、このソフトウェアやシステムって許されることなのでしょうか?
ソフトウェアをスマホに入れることや、そのデータをオンラインシステムに格納すること、分析すること。ユーザーの許可が必要だと思うのですが、、、。
いや、まてよ。
Googleは既に同じようなことをインターネット上でやっていると言えば、やっているよなあ、、、。(検索データーやGoogleマップの利用データなど、すべて吸い上げている)
、、ということは事実上、この特許内容も許されるということになるのかもしれないですね。^^;
あと、ひとつ気になったこと。
【テレビ局によって音質が違う?】
https://amimako.com/science-tv-sound-quality-different/
昔、ブログで書いたように、テレビはテレビ局によって、聞こえる周波数帯域が違います。そして、だいたいのテレビ局は20kHz以上の周波数の音は出していないのが実態です。なぜなら、20kHz以上の音は人間には認識できない音だからです。
人間の耳には聞こえない音=20kHz以上の音=超音波
つまり、テレビで超音波は流せないと考えると、このままでは、上で紹介したFacebookの特許技術は利用できないことになります。
逆に言えば、テレビで超音波を流せるようになれば、Facebookの特許技術は活用できるようになります。
そういえば、少し前から、ハイレゾという言葉が聞かれるようになりましたよね。
ハイレゾ音源とは、超音波を含んだ音、と解釈することもできます。
もしも今後、テレビがハイレゾ化していくという話が出てきたら、要注意なのかもしれません。笑
こんな感じで、またまた小形の妄想は止まらないのでした。
ではでは
今は見えない電波「Wi-Fi」が飛び交っていますが、近い未来、聞こえない音「超音波」も飛び交う時代になっているのかもしれません。