ありすぎ歌詞。JPOPは単純か?
twitterのつぶやきでおもしろいの見つけました。2chが元ネタらしいです。知ってる人は知ってるかもしれませんが、おもしろかったので、ご紹介。
J-POPにありがちな歌詞を揶揄(やゆ)した、巨大掲示板「2ちゃんねる」の「J-POPの歌詞における『何か』の探され率は異常」というスレッド(1つの話題に属する複数の記事やコメントをまとめたもの)が話題なってるようです。
つまりは、J-POPの歌詞には「何かを探して」とか「僕らは何かを探す」といった歌詞が頻繁に登場するというところから、J-POPにありがちな歌詞のフレーズをどんどん書き出し、「○○しすぎ」と指摘していくスレッドらしいです。
たとえば、「翼を広げて」という歌詞が多いことに対して、「翼広げ過ぎ」とつっこむ感じです。
以下、代表的なものをご紹介
翼広げ過ぎ
瞳閉じすぎ
君の名を呼び過ぎ
会いたくて会えなさ過ぎ
前髪切りすぎ
私弱すぎ
桜舞いすぎ
母親感謝されすぎ
季節めぐりすぎ
君のこと考えすぎ
もう一人じゃなさすぎ
大切な人居なくなくなりすぎ
あの頃に戻りた過ぎ
一歩づつ歩いて行き過ぎ
同じ空の下にいすぎ
夢を夢で終わらせなさ過ぎ
眠れぬ夜多すぎ
寂しい夜迎えすぎ
不器用な俺だけどお前のこと守りすぎ
何かがわかるような気がしすぎ
移りゆく街並みを眺めすぎ
つないだ手離さなすぎ
光が挿す方へ行き過ぎ
君がいれば他に何もいらなすぎ
J-POPの歌詞がワンパターンと言われても仕方の無い部分もあるかもしれませんね。。
使う言葉は同じでも、前後の言葉や使いどころよって、意味合いが微妙に変わることもあるので、上記の言葉を使うことがそのまま単純と言い切ることは間違っているとは思いますが(音楽家として少し反論??)世の中似たような曲ばかりと言われる理由はこういう部分にもあるのかもしれませんね。。
少し見方を変えてみれば、洋楽の詩はどれだけバリエーションがあるのかわかりませんが、上記の内容をみれば、日本人の代表的な「求めているもの」「どういう部分に重きを置いてるか」が見えてくるような気もします。音楽はひとつのメッセージでもありますから。
ありがち歌詞、中島みゆきバージョンもありましたね
すれ違い過ぎ。
人違いし過ぎ。
一人が好きなわけじゃなさ過ぎ。
道に倒れて誰かの名を呼び続けたことがあり過ぎ。
優しくされて勘違いし過ぎ。
あの人の思い人は素敵過ぎて敵わなさ過ぎ。
しまいに総てを受け容れて神の視点になり過ぎ。
ここまで皮肉というか、つっこんで指摘されるというのもアーティストとしては光栄なことかもしれませんね
私もこうやってつっこまれるくらいのレベルになれるように頑張ります^^(実際、つっこまれたらへこむかも)
ではでは
アミ:「え?かわいすぎ??」
私:「ちょっと例えが違うだろ。。」